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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
願わくば、この評価を2巻で覆してもらいたい,
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レビュー対象商品: 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫) (文庫)
キャラクターが売り?それはさすがにないでしょう。 ニート地縛霊と自称名探偵、あと大家さんといったシリーズ的に重要なポジションを占めるであろうキャラクター三人に関しては特徴的な人格を与えられているものの、それ以外はおざなりにも程がある。 設定されているのは属性だけで、人格はあまりに凡庸だ。モブと変わらない。 だから、たくさんキャラクターが出てくる割には印象に残らず、まるで延々と顔無しモブの会話を読まされている気分になった。 なにより盗賊二人と部長氏の適当さは、ちょっと酷すぎる。1巻のキーパーソンじゃないの?彼らは。 当然、話の中心に絡んでくる登場人物が適当なのでは、物語なんて退屈と意味不明を足して噴飯をかけたかの出来映え。 構成は、有名どころで言えば『デュラララ!!!(1巻)』と似ているが、完成度は遥かに劣る。 しかも続刊前提の未完成なのだから、たまったもんじゃない。そして、肝心のトレジャーハンター要素である『遺跡』が1巻からしてネタ切れ感を漂わせているのは、完全に不安要素だ。また情景描写が殆どされず、カギ括弧で行頭が埋め尽くされそうになると主人公に叫ばせて地の文を水増しているように見えたので、この作者に「ファミ通文庫の本気」を背負って書き続ける技量があるのか心配になった。これまで多くのライトノベルを読んできた直感からすると、続いて三巻だと思う。中継ぎの2巻、大オチの3巻だ。完全に主観だが、それ以上の体力はなさそうだった。だが、もし続くなら興味がないこともない。(むしろ、是非読んでみたい。どうすれば続けられるのだろう、これ) 総括すると、どうにも稚拙なライトノベルだった。 少なくとも、完成品ではない。 次巻に期待?いえ、確定的な不安しかないです。 西尾維新好きの少年が、なんとなくチラシの裏に書いてみた。そんな感じ。(実際、西尾維新をリスペクトしてるらしい) ファミ通文庫といえば、投稿された『空色パンデミック』の原型を一年かけて校正し、作者のスキルアップを図ってから出版に至ったと聞く。えんため大賞といえば、あの桜庭一樹を輩出したことでも有名だ。そんな編集部が何を思ってこの作品に大賞の錦を与えて世に送り出したのだろうか。前大賞『吉永さん家のガーゴイル』と比べると、どうしようもないほど見劣りしてしまう。 せめて、もう少し内容を練ってからではダメだったのか? 素材は良いモノが揃っているのに、調理がこれではとても食べることなどできない。 これを「美味しいモノ(大賞)」として食べさせられる今の中高生が不憫だ。 高下駄を履きこなすにも技術が要る。シークレットブーツも履いただけでは、ただの滑稽な間抜けだ。 ファミ通文庫は、下駄を履かせる相手を間違えた。そう思う。 そんな高下駄を強いられている作者が一番不憫なのかも知れないが……。 よっぽど自己顕示欲が強くて、調子にのればのるほど能力を発揮するタイプの人間でもない限り、早晩、潰れてしまうのがオチだろうに……。 ※散々に言われた大賞作品としては電撃文庫の『シロクロネクロ』もレビューしたが、これはそれよりも酷かった、と付け加えておく。まだ、ぜんぜん、よっぽどシロクロネクロの方がよくできていた(相対評価)。
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
素直に面白いと言える娯楽作品,
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レビュー対象商品: 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫) (文庫)
序盤が少し冗長で引きが弱かったり、作中の設計一万件目の件がどう考えても現実的でなく、 過剰表現で目に付いたり、など、 いくつかある不満点で☆−1。 それ以外は素直に面白かったと言える読後感でした。 自称名探偵が登場する間章以降は特に楽しく読めました。 登場人物は受けを狙った露骨なあざとさがなく、純粋に魅力的です。 主人公は昨今のラノベの例に漏れず、ある種の変態属性を持っていますが、 それを補って余りある好青年に感じました。 無個性のヘタレでないのは個人的にグッドです。 原作刊行前の映像化やコミカライズについては ちょっと大袈裟じゃないかとも思いますが、それを差し引いても 読んでよかったと満足できる内容だというのが個人的な感想です。
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
えんため大賞同期の中では頭一つ上,
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レビュー対象商品: 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫) (文庫)
さすが大賞作品と言う一本。同期作の中では一段上と言える。巨大学園物のスタイルで、荒唐無稽かつ発想が飛んでいてがっちりと纏めている。 まあタイトルの『埋蔵金』は半分嘘で、実はその上のアイテムを狙うトレジャーハントなわけだが。 新築の『遺跡』。複数の思惑が絡む陣営。なんとなく予想できてしまった主人公の家業も色々ひねっている。 これだけ完成度が高いと第二巻がどうなるか逆に心配。
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