前作の『双星記』がスニーカーから出た当時は調べると2000年、
およそ8年ぶりの完全な続編で出ていた事すら知りませんでした。
双星記との間に2作品5冊ほど外伝が出ています。
主人公は3キャラの視点で進行、
『ランディスヴァーゲン』
多分本作の主人公?ベルゼイオンの遠征艦隊増援紫水晶艦隊を率いて前線へ、
20代半にして宙軍総司令官兼クーデター政権の首謀者(公然の秘密)
視点は新しく副官になったカーシュナーから見る話になってます、
前作から相変わらず型破りな人物ですが今回は遠征中も仕事を頑張ってして『給料を上げてほしいよ』と愚痴っています、
でも本人は給料を出す側の人間なんですけどね。
『キバ・ミツタ』
デス・タイガー・ライジングからだけどベルゼイオンの特殊部隊”虎”の出身で改造人間?
でも視点は婚約者のミレさんです。
ベルゼイオン本星に残って前政権の隠していた真実と世界を救う手段を探す重要なポジションに、
『ケイン・ラインバック』
メッサージュ宇宙艦隊総司令官、30代半
ただし完全な影武者として見た目や出身から登用された不遇な人物、
査問会などで国家反逆者になりそうでしたがリュウガサキの影武者として再度宇宙へ、
今作は第一衛星アル・ゴをめぐる攻防でベルゼイオンが敗退し双方の惑星間で和平交渉が行われるまで書かれています。
後半の重要人物、『リアム・キャメロン』などの行動がかなり急ぎ足で残念でした。
前作までの反ランディスヴァーゲン派のダイアナが居ないためペーターセンが主戦論者になったりと結構人がみなさん変わってます。
前作との違い、
遠征12艦隊中2艦隊壊滅し石がメッサージュに奪取されてる、2艦隊は本星に無断で撤退(ライジングにて)紫水晶は前作の5巻目で本星に既に帰還、
時間軸が前作終了から1年ほどずれています、
クーデターから半年、再遠征に半年かかってます。
ダイアナは既に艦隊が壊滅(外伝)などなど本編だけでは??にGSとかアンは出てきませんしヴェルスターペンは本星にて待機中。
全体的には凄くひきこまれる作品なのは相変わらずですが遅筆なのでしょうがないですね、野望も2.3年に1冊ですし。