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黙の部屋 (文春文庫)
 
 

黙の部屋 (文春文庫) [文庫]

折原 一
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

古物商の店先で偶然見つけた一枚の奇妙な絵。美術雑誌の編集長・水島純一郎はその謎の画家、石田黙に魅せられ、ネットオークションや関係者を訪ね歩くうちに、不可解な事件に巻き込まれていく。誘拐、監禁、そして謎の招待状…。虚実の皮膜を往還する叙述トリックの名手が、渾身の筆が描く美術ミステリー。

内容(「MARC」データベースより)

画家、石田黙とは何者か? 風変わりな絵の作者を追う美術雑誌の編集者。地下室に監禁されてひたすら絵を描き続ける男。実在の絵をめぐる迫真の美術ミステリ。図版多数収録。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 506ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/7/10)
  • ISBN-10: 4167451093
  • ISBN-13: 978-4167451097
  • 発売日: 2008/7/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 243,088位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pampino
形式:文庫
使われている絵が本当に幻想的で力があるので、それに引きずられてテンポよく読了。

期待していた反転は起こらなかったものの、
誰が独白していたのか、本当の画家は誰なのか、
そもそも石田黙とは?

と、虚実が入り交じって楽しく読めた。
ネットオークションの下りも、経験があったせいでリアルにわかり、それも面白かった。
この人にたまにある、妙に粘着質な男女のからみシーンもなかったし。
いろいろな角度から楽しめた作品だった。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kelly35 VINE™ メンバー
形式:単行本
勧められて読んだ。
冒頭からしばらくは、謎の画家や、平行して書かれている監禁された男など、この先がどうなるのかというわくわく感が存在していた。
それが中盤からは、だれてくる。
まず、登場人物に魅力が乏しい。謎の女の存在も、実像を結んだとたんさほどの魅力の持ち主とは到底思えない。
石田黙という謎の画家の作品も魅力のある無しが大きく分かれるところだろう。
江戸川乱歩の本の装丁であると言われたら納得する。
つまり、美術専門雑誌の編集長をはじめ、見る側のプロである人々を魅了するのかなあと思いながら読み続けた。

オークションの出品者や落札者など、見えない人間が登場してこれからこれらがどうなってゆくのかまでは面白い。
だが、とても残念なことに後半がそれを生かしきらない。
最期まで引っ張ってゆく原動力になる謎もトリックも、明かされる人間の実像も、おそろしくつまらない。
こうなると因縁や恩讐、芸術も人物もすべてが同じ色、同じ浅瀬のストーリーに見えてくる。
面白くなりそうだと思っていた前半までが、凡庸な結末でお茶を濁されてしまったようでならない。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 今回はミステリーより、石田黙という謎の画家にスポットが当たっていると思う。石田黙の絵に好き嫌いはあると思うが、好きな人にとってはたまらないストーリー展開だろう。
 雑誌編集者が石田黙に到達するまでのハラハラドキドキのサスペンス。ミステリーとして読んだ後に読み返せば、「石田黙作品集」になるという趣向。価格は決して高くない(かな?)。
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