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黒龍の柩 (下) (幻冬舎文庫)
 
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黒龍の柩 (下) (幻冬舎文庫) [文庫]

北方 謙三
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

時代は激しく動いた。徳川慶喜は朝廷に大政を返上。江戸幕府は終焉を迎える。だが新政府は追討令を発し、江戸に進軍を開始する。遂に土方歳三らは、壮大な計画に踏み切った。徳川慶喜を極秘に蝦夷地へ。数十万の幕臣を呼び、豊富な海産物・鉱脈を利用し独立国家を設立する。男たちの夢は、果たして叶うのか。新・幕末歴史小説ここに誕生。

内容(「MARC」データベースより)

徳川慶喜を蝦夷地へ-。見果てぬ夢、この夢は美しすぎたのか。誰にも知られることなく消えていった新国家構想。競い合い、並立する2つの日本。正史の間隙を衝く、新・幕末歴史小説。『毎日新聞』連載を単行本化。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 461ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2005/10)
  • ISBN-10: 4344407040
  • ISBN-13: 978-4344407046
  • 発売日: 2005/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuishi トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
後半に入り作品の様相は大きく変わっていく。
列強に付け入られる隙を与えないため朝廷軍とは非戦を貫く。幕府は解体させるが徳川慶喜を担いだ新国家を蝦夷に建設する。そんな夢を見た男たち、坂本竜馬、勝海舟、小栗忠順、徳川慶喜自身、榎本武揚、そして土方歳三のストーリー。その夢に気づいた西郷隆盛は竜馬、小栗を謀殺。江戸から北に逃れた徳川慶喜を追う。
前巻で激しく生き方を模索していた土方歳三は夢に賭ける。追いすがる薩摩の間諜を追い払いつつ、北へ向かう。甲州、会津と転戦する土方。薩摩の剣豪中村半次郎との果し合い。正史を変えない範囲で新たな物語がつづられていく。
この本のテーマは、男の夢、男の生き方だと実感できたとき、北方謙三が用意したラストの意味が理解できる。
それにしても上巻でもそうだったが、下巻は全くといっていいほど、女っ気がないのも潔い。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuishi トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
列強に付け入られる隙を与えないため、朝廷軍とは非戦を貫く。幕府は瓦解させるが、蝦夷に徳川慶喜を担いで新国家を建設する。男たちの夢だった。男たちとは坂本竜馬、勝海舟、小栗忠順、徳川慶喜自身、榎本武揚、そして土方歳三。
その夢に気づいた西郷隆盛は竜馬、小栗を謀殺。江戸から北に逃れた徳川慶喜を追う。

前巻で激しく生き方を模索していた土方歳三は夢に賭ける。追いすがる薩摩の間諜を追い払い追い払いつつの北行き。甲州、会津と転戦する土方。薩摩の剣豪中村半次郎との果し合い。正史を変えない範囲で新たな物語がつづられていく。
あぁこの本のテーマは男の夢、男の生き方なんだと実感できたとき、北方謙三が用意したラストの意味がわかると思った。

それにしても上巻でもそうだったが、下巻はいよのこと女っ気がない。

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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 坂本龍馬が殺される。その時、人々の心を繋いでいた細い糸が切れた。
 勝・小栗・土方は、新国家の夢を実現させようと奔走する。
 西郷隆盛は、暗殺集団を操り、邪魔者を殺し、妨害していく。
 
 夢を諦める男達がいる。自分の前にある壁の強大さに絶望し、諦める男達がいる。

 夢を汚す男達がいる。高い理想を捨て、自分の世界に入り込み、邪魔者を消していく。
 夢に倒れる男達がいる。生き残った者に夢を託し、死んでいく。

 夢を捨てた男達に輝きはない。
 輝き続ける土方歳三。
 その輝きは、悲しみの光を放つ。

 土方歳三は、夢を坂本龍馬からもらった。
 土方歳三は、その夢を育てた。

 そして、諦めず、行動し続けた。

 諦めない、諦めない。決して諦めない。
 絶対に諦めてはいけない。
 
 最後の、終り方もいい。
 こんな土方歳三もいてもいいのだ。

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最近のカスタマーレビュー
結末は奇抜、だが意外ではない
下巻では、江戸からの相次ぐ撤退、函館での「土方歳三」の死までが描かれます。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/10 投稿者: にあぁ
少々、物語の終わりに違和感が・・・そして少々ネタばれ。
「黒龍の柩」で描かれている「西郷隆盛」は小心者で狡賢く一言で言うと(言葉は悪いが)「卑怯者」である。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/6 投稿者: たろさ
夢を追い続ける歳三!!
新国家設立に向けて行動する土方さん・榎本さん・その他もろもろ・の人たちが新政府軍と戦う姿・試衛館の人々との友情がロマンティックに書かれてます、本当面白い!!読んで... 続きを読む
投稿日: 2006/6/11
土方歳三 外伝!
上巻では、山南の設定がとてもよくできていて感心しましたが、下巻では新選組のスケールを超える人物が多数登場し、作者の北方氏はかなりエンターテイメントしてしまいます。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/11 投稿者: a太郎
土方歳三!!
氏の書く歴史小説は吉川英治氏とは異なる。

三国志でもそうだが氏特有のハードボイルドのエッセンスが見事に融合している。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/4 投稿者: 息子は京志朗
それぞれの夢とそれぞれの生き様
なるほど・・・。
読み終わって、唸ってしまいました。いい意味で。

土方歳三を始めとする、幕末に生きた男たち。... 続きを読む

投稿日: 2004/6/24 投稿者: 翠瑠
一読の価値あり
上巻に続き、一気に読んでしまいました。
幕末の男たちの夢にかける思いが伝わってくる名作でした。... 続きを読む
投稿日: 2003/9/9 投稿者: 鶴巻q
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