独特の世界が描かれている。
たった一人の「少女」が作った彼女の理想とする世界。
その世界の中で”時期外れ”と忌み嫌われる謎?の少女「ヘルガ」が主役の話…
と言ったらいいのだろうか?
なにか言葉にするのが難しい。
作品の内容を単純に「愛」とか「恋」とか「憎悪」とか言葉にすると、
なにか大切なものが零れ落ちて伝わらなくなる気がする。
理屈ではなく感覚を楽しむような、
なにか、人の「気持ち」がベースになった壮大なファンタジーと言った印象を受けた。
表紙の絵とかだけだと「ふ〜ん、イマイチかなぁ」みたいな感じだったけど、
内容的には深みのあるしっかりした話の展開だったし、
シンプルな画面構成は全体的に読みやすく、おもしろかった。
ちゃらちゃらした女の子が可愛いだけのマンガはゴロゴロあるけど、
それとは一線を画す正統なファンタジー作品だと思う。