サディクの国の内紛をバックにしたお話なので、とてもドラマティックです。
そこへ志弦とサディクの親友の(どちらもサディクに対する)愛憎が絡まって、かなりホットでスパイシーな仕上がりに・・・。
逆に最後まで分からないのが、サディクの気持ち。
初めは、志弦のヴァイオリンと志弦をとても愛する不遇の優しい「白」の皇子。
クーデター後は、親友の意のままに動く冷たい「黒」の皇子。
このギャップが激しいので、「実はこの人の行動の裏には何かあるのでは?」とか「やっぱりこれが彼の本当の姿なのか?」と、本当に最後まで惑わしてくれました。
おかげで、ずぅっとモヤモヤしながらも話にグイグイ引き込まれていき、一気に最後まで読んでしまい・・・。
そして、読後は気分が晴れて、スッキリしている自分がいました。
まんまと、華藤先生の策略にはまった感じですね(笑)
全体的に、甘い話では無いです。
調教はありますが、3Pは期待しないほうがいいです。
ドラマティックな話がお好きな方は、是非どうぞ。