舞台は中世。
主人公の男性、ディミトリは、ロマ出身のテノール歌手。才能を見いだされたマイアー侯爵に買われ、マイアー侯爵の息子テオドールと兄弟のような親友のような関係で育つ。でも本人は自分の身分をわきまえている。
そんなディミトリが唯一心を揺さぶられた相手が、アニエスカ。幼くして出会ったときから、彼は密かにアニエスカに恋をするも、彼女はテオドールの許嫁であった。
想いを秘めたまま、女性遍歴を重ね、貴族社会で身一つを武器にのし上がろうとする彼に、事件が起こる。
一見何事もないかのように思われたこれが、忌まわしい悪夢の始まりだった。ディミトリは、ヴァンパイアになってしまったのだ。そのために周囲で起こる惨劇。自らを葬ろうとしたディミトリにさらなる悲劇が容赦なく襲いかかる。
テオドール、そして、最愛のアニエスカを巻き込んで。
・・・第1巻なので、顔見せかと思いきや、ばんばん人は死ぬし、すでに大変な展開になっています。さすが水城先生、のっけから容赦ないです。ディミトリが追いつめられまくりです。ヴァンパイアって吸血鬼って・・・だったんですね!なんていうか、字が違いました!!最初なのであまりネタバレはしたくありません。が、今後に向けて、虫さんオール出演って感じがします。
この発想がすごい。
確かに、愛と繁殖とロマンの世界です。
そして場面はいきなり、2008年の日本へ。
この大きく広げた風呂敷がどこまで広がるのか、どれだけ深くなるのか。まだまだこれから。
私は大変楽しみです。今後への期待を込めて!