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黒祠の島 上 (幻冬舎コミックス漫画文庫 や 1-1)
 
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黒祠の島 上 (幻冬舎コミックス漫画文庫 や 1-1) [文庫]

小野 不由美 , 山本 小鉄子
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 740 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • 文庫: 360ページ
  • 出版社: 幻冬舎コミックス (2009/7/24)
  • ISBN-10: 4344817176
  • ISBN-13: 978-4344817173
  • 発売日: 2009/7/24
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 徳保隆夫 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
小野不由美さんが2001年に刊行された本格推理小説の佳作を原作とし、山本小鉄子さんがほぼ忠実に漫画化した作品です。2005〜2006年に描き下ろし全3巻で刊行されました。今回の文庫版では1・2巻が上巻、3巻が下巻に再編されています。

主人公・式部剛は消えた知人・葛木志保の目撃証言を追って九州北西部に浮かぶ夜叉島へ渡る。島民の非協力的な態度のため式部の調査は難航する。島の風習、近日に起きた事件などの情報を得たものの、肝心の志保の行方はわからない。半ば諦めかけた頃、志保が島に滞在した痕跡と廃屋の大量の血痕を発見する。式部は島外の人間である僻地派遣医師・泰田均に狙いを定め、志保が死亡した事実と検案資料を引き出す。そして志保の本名が羽瀬川志保であり、島の出身者であること、そして志保とともに島へ向かった女性が志保と旧知の仲の永崎麻理だったことが判明する……。

シンプルな絵柄に膨大なセリフとモノローグからなり、絵が風景・状況・表情・しぐさ以外の情報を集約する役割に徹しているのが本作の特徴です。それゆえ読後感は小説にかなり近い。この原作を大切にする姿勢は買いますが、漫画的な情報整理の手法(人物相関図や現場の見取り図など)まで完全に排除しているのは、個人的には「もったいない」と感じました。

また、これは意見の分かれるところでしょうが、小説と漫画では得意な事件・物語の展開が異なるのでは……と私は思いました。雑誌連載ではなく描き下ろしだったこともあり、死体が登場するのは200ページ近く読み進んでから。観光資源に乏しい地味な島を巡ってひたすら証言を集め続ける展開は、漫画としては地味です。小説なら、言葉で世界を構築していくこと自体が面白みを生むのですが……。

「金田一少年の事件簿」シリーズのような、派手な展開と記号的なヒントを期待すると肩透かしを食います。腰を落ち着けて読んでください。
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By FSS トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
<上・下巻の評価>

特殊な信仰と風習が残る閉鎖的な孤島で起きた行方不明事件と数々の殺人事件の謎を主人公が追うミステリー。

はっきり言って、島の特殊な宗教事情と多すぎる人間関係が事件を無駄に複雑にしているだけ。誰と誰が親戚筋で、親子で、従兄弟で、誰々は離婚していてとか、過去に誰々が住んでいて、昔に島を出ているけど、ひょっとしたら誰々がその誰々の縁者で…と、物語の大半が、この「人間関係」の語りで埋め尽くされていて読んでいてウンザリしてくる。

最初は島民も余所者には非協力的で、事件を闇に葬ろうとしていたのに、何故か途中からやたらベラベラと島の事情や人間関係を主人公にしゃべりまくるしゃべりまくる(笑)。またこれが過去の事件やら、人間関係やら、アリバイやらに詳しく、よくそんな事まで覚えているなあと(19年前の事件の時には誰々が島に戻ってきていて、誰々が何時に何処にいたとか…)。事件を進展させるためには仕方ないとは言え、ちょっと不自然過ぎる。また、そんな島民の証言を基本的に真実として推理を進めていく主人公にも違和感。

結局、事件の真相自体には何の意外性もないのに、オチ辺りの展開が唐突すぎ。あの人物があんなコトをやってるのも、島の宗教絡みと言う特殊な事情が根底にあるので、あまり感情移入も出来ない。
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離島に関する設定が曖昧すぎた… 0 2010/11/04
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