アニメ化ということで1〜9巻までイッキ読みしましたが、
初期段階でアニメとは設定が異なっており、ちょっと驚きました。
まず第1巻ですが、難しい言葉を並べ、さらに謎が多いのは仕方ないとしても、
日常にしろギャグにしろ、人物の掛け合いのシーンがあまりにも稚拙です。
数世代前の日本のマンガを模倣したような感じで、笑いのポイントがズレています。
原作&作画が韓国人コンビということで「新暗行御史」のようなレベルを期待しましたが、
正直読むのが苦痛なほどで、よくこれで連載が打ち切られなかったなという感じです。
しかし巻が進むごとに絵柄も安定し、ギャグも正常化していきます。
そして6巻でクロの過去が語られることにより、物語の世界観が掴み取れ、
ストーリー進行もスムーズになって、少年マンガらしい躍動感や緊張感が出て
読み進めるのが楽しくなってきます。
また、人間の業や運命など難しいテーマも上手く織り込んで、
単純なバトルや美少女キャラの活躍以外の点でも話が膨らんでいきます。
第8巻をもって、話に一区切りつきますが、9巻でも韓国人の新キャラ「ナム」が登場し、
ストーリーの緊張感を持続しつつ新展開へと持っていきます。
また、ナムというキャラを通して韓国の信仰や文化なども語られており、ちょっと勉強になります。
とにかく、この話は5巻までは☆2つレベルで我慢が必要ですが、
6巻以降は楽しくなり、この第9巻は☆4つです。