元気になれる映画です!!
タイトルの黒猫さんと白猫さんは狂言回しのように、ときどきチラッ、チラッと現れます。
音楽が凄く良くて、リズムに乗ってしまいます。この映画、次から次へと力に溢れた映像の洪水で、考える暇もありません。心を開いて素直にそのまま受け入れましょう。(ストーリーはシンプルです。)
犬もガチョウも豚も人も、ついでに列車も車もなぜだか死体も、ワイワイガヤガヤいっしょくた。ドナウのほとりで大騒ぎ。毎日毎日、森羅万象お祭りです。
人間の生命力ってこういうものか!
終わりに向かってどんどん加速。もう、こう言うしかない!と思った「ことば」が最後に画面に出たときは、本当にビックリでした!
※エミール・クストリッツァは、本作を作るにあたって、意識的にメッセージ性を排除したとのことです。なので、クストリッツァのコメディを作るセンスと手腕が全面に押し出され、本当におもしろい!!切り株...トイレ...思い出しただけでも、笑い死にしそうです(笑)。
※プロの俳優さんは、それほど多く出ていません。しろうとのロマ(ジプシー)の人がほとんどです。そのため撮影には長い月日がかかったそうですが、画面から溢れんばかりの生命力が漲っています。