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黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫)
 
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黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫) [文庫]

都築 政昭
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

 日本映画史上の最高傑作と称賛される「七人の侍」を、豊富な資料をもとに、制作プロセスを忠実に再現し徹底検証。生前、監督本人が折に触れて語った創作秘話をベースに、その企画から完成までを、活気に満ちた現場の臨場感たっぷりに綴ります。当時のスタッフらによるエピソードや資料、貴重なメイキング写真など見どころ満載、公開から半世紀を経ても色あせることのない映画美に迫るドキュメントです。

内容(「BOOK」データベースより)

黒澤明の代表作であり、ルーカス、スピルバーグら後世の映画人に多大な影響を与えた「七人の侍」。撮影日数148日、予算の五倍の費用を投じた大作の製作過程には、いかなるドラマがあったのか。豊富な資料をもとに、日本映画界の至宝とも言うべき作品の誕生を追った迫真のドキュメンタリー。

登録情報

  • 文庫: 305ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2006/03)
  • ISBN-10: 4022615036
  • ISBN-13: 978-4022615039
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
世界の映画を志す人たちに大きな影響を与えた日本映画、そのNO1の作品は「七人の侍」だろう。信じられないことに、当時日本の批評家からは、大きな評価が得られなかったという。大衆からは受け入れられながら、娯楽作品ということで、それらの人たちの評価はそれ程でもなかったということである。現代であれば、インターネットが発達し、そうした一般大衆の声が大きく取り上げられたろうにと思う。

その作品が作られるまでの苦労談や、それぞれの場面に散りばめられた細かな配慮や伏線など、もう一度映画を見て確かめなければという内容が盛り沢山に記載されている。映画ファンには必読の本ではないだろうか。

それにしても、黒澤監督のこの映画に賭ける気持の強さを凄みさえ感じた。映画を撮る前の準備そすごさ。七人の侍の人物像を作り上げるためのメモや、村の戸籍簿のようなメモなど、信じられない思いである。

ロシア文学に対する憧憬の深さは知っていたが、個々に指摘されると、実際驚き以外の何物でもない。絵コンテや音楽、カメラ等への関わり合いも含めて、黒澤監督の偉大さを改めて感じた。
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8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本屋で見かけて、映画を見てたから興味を惹かれて買いました。映画にいたるまでの苦労とか、それにかける心意気みたいなのがすごくよくわかって、もう一回みたくなりました。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本は、言うまでもなく黒澤明の代表作「七人の侍」について書かれた物であるが、すでに語られ尽くされていることが多く、初めてこの映画を見た人が補足的に読むには適しているであろう。

この点で、映画「七人の侍」を見ていて思ったことがある。
村に到着し、早速、防備を固めようとする、幾多の戦場をくぐり抜けた志村喬らのベテラン侍たちの仕事ぶりは、新築住宅の上棟式のときのベテラン大工たちの姿そのものに思えた。
何も言わないでもわかるし、言わなくてもすでに誰かがとりかかっている。
皆、長年の共通の体験があり、誰かが、系統立てて指揮指導しなくても、いつものように手慣れた手つきで眈々と段取りを進めている・・・。
つまり、この映画の中に出てくる侍たちは、あの時代にたくさんいた「職人」という人種たちの姿であり、ひいては、アメリカンナイズされてしまう前に存在した日本文化そのものでもあったのだろう・・・。
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