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黒澤明「七人の侍」創作ノート
 
 

黒澤明「七人の侍」創作ノート [単行本]

黒澤 明 , 野上 照代
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 4,095 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

門外不出の自筆メモを全公開。日本映画の金字塔を撮るにあたり、黒澤監督が大学ノート6冊に記した台詞、人物の性格、場面、画コンテの数々。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

黒澤 明
映画監督。1910年生まれ。43年『姿三四郎』で監督デビュー。51年、『羅生門』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。その後も『生きる』『七人の侍』などで国際的評価を受ける。85年、文化勲章受章。90年、米アカデミー賞特別名誉賞受賞。98年、88歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 167ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/08)
  • ISBN-10: 4163729801
  • ISBN-13: 978-4163729800
  • 発売日: 2010/08
  • 商品の寸法: 25.8 x 18.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 141,016位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By primejive トップ1000レビュアー
本書は、故黒澤明監督が「七人の侍」のシナリオ執筆前に、自身で作品構想を練るために遺した大学ノート6冊分のメモ、あるいは絵コンテを、そのまま全頁カラーコピーしたものに、野上照代さんの、注釈という概念を超える親切丁寧で付加価値のある注釈と、当時の状況を知る数少ない証人、脚本家橋本忍氏との対談集を付属させたもの。

完全カラーコピーなので、分量の割に価格が高いのは事実。また、黒澤さんの試行錯誤そのものも記録されているので、乱暴に消した痕跡もののままであれば、荒れて判読に苦労するような字も当然そのまま(注釈があるので問題ないが)。

こう書くと、割高感ばかり募るだろうが、ポイントは、この大学ノートは、橋本氏や野上氏でさえ、監督生前には一切目にすることのできなかったものだということだ。監督が物故されたが故に、後世に残す趣旨でこうして出版されたということ自体、黒澤ファンには福音のごとき話ではある。それを、新ためて野上・橋本両氏の確かな見識で補完しながら、我が家で読める贅沢を感じる事が出来れば、この本、決して割高ではない。

特に圧巻なのは、登場人物の造形について箇条書きにされた部分。古今東西の文学・芸術作品から学んだと思われるエピソード、セリフなどが骨太の人物性格を具現化するかのごとく記されている。中には、「七人の侍」では不採用になったが、後の黒澤作品で日の目を見た設定やセリフまで見られるなど、興味が尽きない内容になっている。

黒澤ファンでも、初級の方々は、本書より前にあたるべき文献は他にあるかもしれないが、自他共に認めるコアなファン、あるいはシナリオライターや映画に仕事として関わっておられる方々には、堪えられない貴重な一冊になるろうと思う。

さて、もう一読して、映画をまた観ようか!
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ふくちゃん@徒歩ダー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
実際手にとっても読んでも、黒澤明監督の
「七人の侍」に対する愛情とも言えるほどの思いが伝わってくる。

特に圧巻なのが、ノートに刻むように手書きされたキャラクター設定だ。
同じセリフが別の作品ノートにも書かれたり、
少しだけ変えたセリフが別の作品にも出てくることがあるのは、
黒澤監督がそのセリフが大好きでなんども使ってしまうからだそうだ。

通称:黒澤組と呼ばれた黒澤監督の肝入りの俳優立ちの演技はもちろん見事だが、
セリフにも感情移入して他の作品でも使ってしまうなんて、
まさに監督冥利につきるのではないかと思ってしまう。

商品を「消耗品」と呼び、買う側の人を「消費者」と読んでしまう時代だからこそ
本書のような本物の価値が伝わる作品が読まれて欲しいと思う。
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9 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
七人の侍の創作ノートの一部も公開されています。こちらをご覧になればおおよその雰囲気はつかめるのではないでしょうか。
http://www.ss.i.ryukoku.ac.jp/pearl/pages/pearl/index.html#xid=back
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