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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
聞き手の首を真綿で絞めるような“曖昧な”映画論,
By allen (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 黒沢清、21世紀の映画を語る (単行本)
映画監督・黒沢清の映画講演(講義)集。連続講義「21世紀の映画を語る」「大島渚講義」以外は “映画監督の語る映画小話”といった趣である。 「映画監督って偉そうに見えるけど、私なんかとてもとても、 いつも資金繰りで困ってるし、ロケにも困るし、失敗ばかりするし〜」といった調子で、 聞き手を退屈させないような話が展開。 着地点がなんなんだかなー的なものもある。 ニューヨークのサマーキャンプで映画のお勉強にきた 慶応幼稚舎の生徒に話してる講演とかもあるので、 同じネタも何回もでてくるし、まあ映画漫談ですかね。 ただ4回講義の「21世紀の映画を語る」は、読みどころはあった。 とはいっても、あいまいな内容の映画ばかり撮っている映像作家だけあり、 話はあくまでも断定は避け、 読んでいるこちらは真綿で首を絞められるような印象だ。 なので、私の力不足もあり、彼がここで語っている映画観を端的に短く書くことはできない。 ただ、語っていることして 「映画は基本的に世界を描くための技術」である。 そして 基本的には リアル=カメラの撮った映像、ドラマ=脚本(プロット・物語)、 と2つのものがあり、そのせめぎあいが“映画”を成立させている。 そして黒沢清という人は、撮影前に世界を限定してしまう 脚本というものの問題性を常に意識している。 ということが語っていることの根底にあると思えた。 そして結論としては 21世紀の注目すべき映像作家の特徴として “河”的な場所でほのかに見え隠れ、 時にはずばりと目の前に露呈したりする、 外とそこに満ちている暴力に思いをはせている。 と述べている。 これだけだとさっぱり意味がわからないが、 それをじわじわと語るのがこの講義の論法なのだ。 あえて21世紀とすべき事柄なのか、 この提起にも、疑問を抱いたが、 明快に書かれていないので、 なんとも書きようがない。 真綿で首を絞めるような論法の結論に ふさわしい内容といえるのかもしれない。 でも、面白い点は多々あった。
22 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
すごく分かりやすいので 映画本の入門には最適じゃなかろうか,
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レビュー対象商品: 黒沢清、21世紀の映画を語る (単行本)
とても信頼ができて、とても分かりやすい映画本はほとんど全く読んだことがないので どう評価していいかは分からないが 現場目線・制作者目線での映画批評は自分の性にとても合った そして、職業柄、僕自身がこういう講義を提供しなければ 映画との付き合い方をもっと人と分かち合わねば、と思った (ただし、どんな資格で?ww) (そして、僕の語りになんの意義があるだろうか?ww)
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