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黒死病―疫病の社会史
 
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黒死病―疫病の社会史 [単行本]

ノーマン・F. カンター , Norman F. Cantor , 久保 儀明 , 楢崎 靖人
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 4,830

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中世ヨーロッパの人口の約四割を死に至らしめた人類史上最大の疫病“黒死病”。それは社会構造の大変革をもたらし、豊穣なるルネサンス文化と科学の時代への突破口となった―。現代の歴史学・医学の観点から疫病流行時の社会状況を鋭く分析し、農民から王侯貴族まで、様々な人間ドラマを織りまぜ、今なお人類を脅かす感染症流行の実態に迫る。

内容(「MARC」データベースより)

中世ヨーロッパ人口の約4割を死に至らしめた人類史上最大の疫病・黒死病。現代の歴史学・医学の観点から疫病流行時の社会状況を分析、農民から王侯貴族までの人間ドラマを織りまぜ、人類を脅かした感染症流行の実態に迫る。

登録情報

  • 単行本: 265ページ
  • 出版社: 青土社 (2002/10)
  • ISBN-10: 4791759974
  • ISBN-13: 978-4791759972
  • 発売日: 2002/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By k007
本書の原題は、“In the Wake of the Plague: The Black Death and the World It Made”というもので、直訳すると『疫病流行の後に 黒死病とそれがつくった世界』といったところだろうか。著者は、中世ヨーロッパが専門の歴史家である。で、本書は、その著者が、黒死病が主にイングランド(イギリスではなく、イングランドである)にどのような影響を与えたか、についてまとめたものである。

本書において黒死病は、13世紀に起こった、ヨーロッパ文化に大きな影響を与えた一つの事件として扱われており、その事件、つまり黒死病そのものがどのようにヨーロッパの諸都市を覆ったかということについては、ほとんど記述されていない。たとえば、黒死病によって亡くなったとされる数学者であり哲学者であったトマス・ブラッドワーディーンについては、その業績と思想について連綿と綴っているだけだし、そのほかにも当時の紳士階級未亡人がいかに保護された階級であったか、あるいは農地の価格や登記制度、コモンローといった解説が延々と続く。おまけは、黒死病の原因が宇宙から降ってきた「宇宙塵」にあるという仮説を大まじめに取り上げていたりといったぐあいである。

書名から想像する内容ではないし、全体に扱っている地域がヨーロッパのごく一部、主にイングランドだけというのもあって、残念ながらとても退屈な本である。
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