出版社/著者からの内容紹介
「なんとなく不公平だ」「なんとなく真面目に努力しても報われない」「なんとなく以前よりも社会がぎすぎすしている」----現在、社会の気運として「体感格差」は確実に上昇している。この現状は、一体、何を意味しているのか。中原中也賞受賞、気鋭の30代女流詩人が、その「正体」を鋭く分析する。
内容(「BOOK」データベースより)
不安、絶望、締念―「体感格差」の正体。中原中也賞受賞、気鋭の30代女流詩人が問う、「凡庸な人生」から見える、ニッポン社会のゆがみ。
著者からのコメント
ここで述べたいのは単なる「世代論」でもないし、ましてや近年流行りの「階層論」の類でもない。しいて言えば、私の生まれ育ちがひどく凡庸であるがゆえに浮かび上がってくる「高度成長期後の日本社会の幸福史」を主観と俯瞰の両方を交えつつ記録しておきたい、というものである。
カバーの折り返し
私たちの世代は、辛うじてこつこつと物事を地道に作り上げる美徳を教え込まれてきた。だが、今日ではものを作るよりも他人が作ったものをいかに転がして設けるかのほうに関心が移っている。
また、巷では「勝ち組」「負け組」という言葉が流行り、さらに「体感格差」は確実に上昇している。こうした現状では、成功/失敗という結果は、そのために努力した「プロセス」以上に、大きく個人の人生に作用する。
しかし、私は余計なことに、この現状につい立ち止まってしまう。この状況が、いったい何を意味し、そして私たちはどこへ行こうとしているのか?
それが、途方もなく気になるのである。
(本文より一部改変して抜粋)
また、巷では「勝ち組」「負け組」という言葉が流行り、さらに「体感格差」は確実に上昇している。こうした現状では、成功/失敗という結果は、そのために努力した「プロセス」以上に、大きく個人の人生に作用する。
しかし、私は余計なことに、この現状につい立ち止まってしまう。この状況が、いったい何を意味し、そして私たちはどこへ行こうとしているのか?
それが、途方もなく気になるのである。
(本文より一部改変して抜粋)
著者について
水無田気流(みなしたきりう)
1970年神奈川県生まれ。詩人・社会学者。ポスト高度成長期の典型的な郊外生活者として育つ、はずが、小学校は桑畑の真ん中、中学校はビニールハウスと牛小屋に囲まれ、高校は牧場の横、春先には学校に暴れ牛が出没すると言う動物ワンダーランドな環境でひたすらガサツに育つ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、詩の創作活動の傍ら、東京工業大学世界文明センターのフェローとして講師を勤める。2003年、第41回現代詩手帖賞受賞、2006年、詩集『音速平和』で第11回中原中也賞受賞。
1970年神奈川県生まれ。詩人・社会学者。ポスト高度成長期の典型的な郊外生活者として育つ、はずが、小学校は桑畑の真ん中、中学校はビニールハウスと牛小屋に囲まれ、高校は牧場の横、春先には学校に暴れ牛が出没すると言う動物ワンダーランドな環境でひたすらガサツに育つ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、詩の創作活動の傍ら、東京工業大学世界文明センターのフェローとして講師を勤める。2003年、第41回現代詩手帖賞受賞、2006年、詩集『音速平和』で第11回中原中也賞受賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
水無田 気流
1970年神奈川県生まれ。詩人・社会学者。ポスト高度成長期の典型的な郊外生活者として育つ、はずが、小学校は桑畑の真ん中、中学校はビニールハウスと牛小屋に囲まれ、高校は牧場の横、春先には学校に暴れ牛が出没するという動物ワンダーランドな環境でひたすらガサツに育つ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、詩の創作活動の傍ら、東京工業大学世界文明センターのフェローとして講師を勤める。2003年、第41回現代詩手帖賞受賞、’06年、詩集『音速平和』で第11回中原中也賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1970年神奈川県生まれ。詩人・社会学者。ポスト高度成長期の典型的な郊外生活者として育つ、はずが、小学校は桑畑の真ん中、中学校はビニールハウスと牛小屋に囲まれ、高校は牧場の横、春先には学校に暴れ牛が出没するという動物ワンダーランドな環境でひたすらガサツに育つ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、詩の創作活動の傍ら、東京工業大学世界文明センターのフェローとして講師を勤める。2003年、第41回現代詩手帖賞受賞、’06年、詩集『音速平和』で第11回中原中也賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)