今回の味付けはミステリー風味です。但しあくまで風味ですからいわゆる推理ものとは違うと思われます。前回のサーカス編ほどダークでもシリアスでもありませんがカレー編の様なコメディでもありません。お気軽にお楽しみ下さい。
ええ、いつかはやるんじゃないかと思ってました。ヴィクトリア朝の英国ときたらあの探偵小説で有名なあのお方のご登場です。それも探偵ではなく小説の作者の方をファントムハイブのお屋敷に招くとは実に粋です。そしてその作家の視点を主にして話を進めていくとは素晴らしい。
エピソード毎に趣向を変える。そんなところから、漫画とはあくまで娯楽であり、読者を飽きさせず楽しませようとする作者の謙虚な姿勢がうかがえるようです。おかげで、色々と突っ込みどころがある漫画であるにもかかわらず、私はこの漫画の単行本をそろえてしまうのですよ。