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黒の試走車 (松籟社小説コレクション―梶山季之)
 
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黒の試走車 (松籟社小説コレクション―梶山季之) [単行本]

梶山 季之
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

社運を賭けて開発したタイガー自動車の新型車が列車と衝突事故!・欠陥車か?・と騒ぐ業界紙。今度は事故の調査中の企画一課長が謎の転落死。ライバル会社の黒い影、仕組まれた罠か…!?(村上兵衛)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和40年代、高度成長期日本。3種の神器と謳われた欲望の象徴・自動車をめぐって、各メーカーは熾烈な争いを繰り広げる。ライバル会社を欺き、出し抜き、機密を盗み出す“産業スパイ”の世界をあますところなく活写、1962年に発表されるや一躍ベストセラーとなり、「企業小説」という新ジャンルを開拓した傑作。同年、田宮二郎主演で映画化されている。

登録情報

  • 単行本: 347ページ
  • 出版社: 松籟社 (2005/10)
  • ISBN-10: 4879842354
  • ISBN-13: 978-4879842350
  • 発売日: 2005/10
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,051,234位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 今でこそ企業小説は沢山出ており1つのジャンルと言って
良いと思いますが、本書はそのジャンルを作った先駆けです。

 1960年代の自動車業界を舞台にした、企業間のスパイ合戦、
妨害工作をサラリーマンの視点から描いています。

 当時の時代背景(主な自動車会社や、庶民にとっての自家
用車の持つ意味)を知っていた方がより楽しめることは間違
いありません。

 ただ、未だに再販されていることで分かるように本書はそ
れらを知らなくても十分楽しめますし、本書を読むことによ
り当時の時代を感じることができます。

 本書で取り上げられている手法が現代では通用しない等と
いう批評は的外れです。

 千円を越す値段は高いと思いますが、読む価値はあります。
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8 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
まー、さすがに今読むと内容が古い!

メカニズムをテーマにしたフィクションはそのメカの進歩にしたがって陳腐化する宿命にあるのは常なのでテクノロジーの古さを責めるほど自分はガキではない。

でも、ライバルメーカーの試走中の事故を盗み撮りしてそれを週刊誌に売ったり、事故車両を表通りにさらして「○○社のクルマはこんなに危険なんです!」なんてキャンペーンを貼ったら辱められた企業よりもそういう陰険な行為を仕掛けた方が糾弾されるんじゃないかと?

たかが自動車ディーラーごときが愛人を囲うというのも「何様のつもり?」ですし。

「昭和30年代はこういうやり方でも通用したんだな」程度に考えれば読み終わった後でも後悔はしないでしょう。でも、この小説みたいな事が今でも通用すると思ったら大間違いだと言う事は、さすがに今念を押すまでもない事ですね。
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4 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 親カッパ トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
1962年の梶山季之の企業小説

自動車開発の産業スパイを題材に時代背景を色濃く残す
内容です。いまでは寝台列車のみにその名をのこす、
特急さくらと社運をかけて、開発した故障が少ない新車が
謎の踏み切り立ち往生し列車事故を起こし、情報担当者も
謎の死を遂げることから話は始まります。

トリックは意外と簡単ですが、そこに至るまでの会社間の攻防が
面白く、また時代背景を色濃く残していること、また梶原季之という
作者の面白さもあります。帯に書いているように傑作とは思いませんが
ドラマになるのがわかるような気がします。
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