内容(「BOOK」データベースより)
鴻が、水を張った器の上で印を切ると、水面には波紋が生じ、わずかな隙間から這い出した邪気は、竜憲に襲いかかる。古代の神でさえ操ることができない巨大な魔物が、いま蘇ろうとしていた。そして、黄泉の国から還ろうとする妄執に肉体を乗っ取られた大道寺忠利は、大輔に息子の身を託す―「竜憲から片時も目を離すな。神すらも畏れぬ、恐ろしい敵が現れた」と。餓えた魔物が餌を求めて、霊能者に牙をむく。
著者について
里見敦子・後藤恵理子の2人がかりのペンネーム。双方ともに“復讐ノート”のA型。ドライブやファミコンなど多趣味。最近は、コンサート・フリーク。著書に“霊感探偵倶楽部”シリーズ12作と“新・霊感探偵倶楽部”シリーズの『妖かしの紅い華』『幻惑(まぼろし)の肖像』『涯なき呪詛(すそ)の闇』『死を呼ぶ遊戯(ゲーム)』『修羅の旋律』『喪神の永き記憶』『不安の立像』『怨の呪縛』『佳人の棲む家』がある。