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黒い悪魔 (文春文庫)
 
 

黒い悪魔 (文春文庫) [文庫]

佐藤 賢一
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

あの文豪デュマの父はコーヒー農園の奴隷だった!その膚の色と勇猛な巨?ゆえに敵から「黒い悪魔」と恐れられた男の波瀾に満ちた人生 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

カリブ海に浮かぶフランス植民地の白人農場主と黒人女奴隷との間に生まれたトマ・アレクサンドルは、父の祖国で軍人となり、勇猛果敢な戦いぶりで皇帝ナポレオンすら一目置く将軍にまで登りつめた。文豪アレクサンドル・デュマの父親の破天荒な人生。フランス近代史を彩るデュマ家三代の歴史、ここに開幕。

登録情報

  • 文庫: 553ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/8/4)
  • ISBN-10: 4167773899
  • ISBN-13: 978-4167773892
  • 発売日: 2010/8/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 107,078位 (本のベストセラーを見る)
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By chunnen
形式:単行本
文豪デュマの父親が黒人奴隷の血を引いていたことは知っていたけど、これほど劇的な人生を送った人とは全く知らなかった。佐藤氏の描く作品は、これまで男女の関係を中心に据えたものが多かったように思うけど、この作品のテーマはずばり「父と子」であろう。男の子にとっての父親、父親にとっての息子、ある程度の年齢に達した男性ならいろいろ考えさせられる作品だ。
佐藤氏が示唆するように、この父親の存在があったからこそ、三銃士他デュマの数々の名作が生まれてきたのかもしれない。
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
将軍 2003/9/4
形式:単行本
フランス革命を経て樹立された「共和制」を、
かつて奴隷であったという劣等感を断ち切る術として、
愚直に信じる男アレクサンドル・デュマ。
彼の軍人としての破格の栄達は、
恵まれた体格によるところも大きいが、
深層意識に常に渦巻く「奴隷に戻りたくない」という気持ちが
反動となり現れたことが大きい。

混沌を極める革命後のフランスで、

同じく台頭してきたのがナポレオン・ボナパルト。
彼にとって、共和制とは自己の栄達のために利用すべき手段でしかなかった。
運命のいたずらとだろうか、
信条の異なる二人は、ある時は互いを利用し、
またある時は反目し、決定的な決裂へ向かい突き進んでいく。

二人の確執に加えて、随所で描写されるデュマの内向的思索が物語に厚みを加えている。

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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
充実の一冊 2005/7/10
By くみ
形式:単行本
奴隷と農場主の間に生まれた男が軍人となる、奴隷であった過去を振り切るがごとく軍人として野望を秘めてのし上がってゆく主人公。ことごとく反体制的な、自分で自分の首を絞める行為をしでかしてしまう、不器用な生き方をする。奴隷出身、黒い肌、自分を見捨てた父親、などコンプレックスの為か、時は恐怖政治真っ只中、ギロチンがパリの町を赤く染めたフランス革命。2部ではナポレオンとの対面、頭脳派であるナポレオンに嫉妬し、尊敬し、服従し、エジプトの前線で戦うも、利己的野望を成し遂げようとするナポレオンと対立し、エジプトを去る。ここでも言わなくてもいいものを、ナポレオンの妻との過去を暴き、死ぬまでナポレオンに冷遇を受ける羽目になる。ストレートに野望を成し遂げよとするナポレオンに対し、理想なくしては奴隷と同じ、と権力に背を向ける主人公、帰国の途で捕虜となり、病に倒れる。妻の元へ戻り、すべてを失ったと思われる主人公に、家族、息子が希望の光となり、主人公の最後を穏やかなものとする。
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たとえ肌が白くとも
文庫になるのをずっと待ってた、デュマ三部作の第一部。A・デュマの父のお話。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: jue
粗野で傲慢で自分勝手で相手に敬意を払わず上官を侮蔑にし・・・
 非常に面白かった。自分はコミックの「ナポレオン... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: ジンジャーエール
デュマの父親
三銃士などを書いたアレクサンドル・デュマの父親を主人公とした小説。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/18 投稿者: hamachobi
鬱々した雰囲気にストーリーが重くなった・・・
18世紀末の革命期フランスが舞台。

「三銃士」「モンテクリスト伯」等の冒険小説で著名な作家アレクサンドル・デュマの父親が主人公。... 続きを読む
投稿日: 2006/4/7 投稿者: yuishi
潔癖な人、自分を客観視できない人にはお勧めできません
舞台はフランス革命前後のフランス、主人公は文豪アレクサンドル・デュマの父、混血の風雲児アレクサンドル・デュマ。... 続きを読む
投稿日: 2005/5/6 投稿者: G-Fish
魅力なき主役
主人公アレクサンドル・デュマ(文豪本人でなくその父。白黒混血児の将軍)がどうにも好きになれない。黒人コンプレックスを抱えているのはいいのだが、いちいち卑屈すぎる。... 続きを読む
投稿日: 2003/9/2
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