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黒い墜落機 (集英社文庫)
 
 

黒い墜落機 (集英社文庫) [文庫]

森村 誠一
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

自衛隊機墜落が招いた悲劇…必読の代表作。
自衛隊の最新鋭戦闘機が山中に墜落。極秘指令は、機の撤収と、なんと、事故を目撃した村人の抹殺! 無力な村人は強大な集団に立ち向かえるのか!? 社会派エンターテインメントの傑作。(解説・池上冬樹)

内容(「BOOK」データベースより)

最新鋭戦闘機「ファントム」が、南アルプス山中に墜落した。その任務は極秘、事故は絶対に隠蔽せよ!自衛隊首脳部は、秘密裡の機体撤収と目撃者の抹殺を命じる。現場近くの寒村には、老いた村人と、それぞれの過去を持つ旅行客がいた。突然、彼らを襲う理不尽な暴力。戦争のプロに対する、弱い市民のサバイバルをかけての絶望的な戦いが始まった。息を呑む展開、怒涛の迫力。「軍」の正体を余す所なく暴く社会派エンターテイメントの傑作。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087478629
  • ISBN-13: 978-4087478624
  • 発売日: 2005/9/16
  • 商品の寸法: 15.5 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 35,254位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 鶴丸
形式:文庫
映画化できそうな内容 雪山に墜落機に自衛隊とかなり燃える展開
村人と自衛隊の必死の攻防があつい!
MASTERキートンの最終巻を彷彿とさせます 
あまり知られていない本作ですが 一度は読むことをオススメします
うまくまとめてある一本です
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 若村さき トップ500レビュアー
形式:文庫
墜落した最新鋭戦闘機の秘密保持のために、レインジャー部隊が派遣され、寒村の住民の殲滅を計るという、ストーリー。

ストーリーの説明のため、至る所に、森村さんの反軍思想、反自衛隊思想がちりばめられています。書かれたのが1976年なので仕方がないかもしれませんが、絶版にはなっていないところをみると、彼の思想は変わっていないのでしょうね。その主張の1つ「自衛隊は国民の合意を得ていない」とは全くの笑止ですが、このレベルの言説のオンパレードです。旧軍も自衛隊も、紛れもなく国民がその成員であり、それらをあしざまに言うことは、国民をののしることになる、とは思い至らないようです。「国防」について勉強した上で、ものを書いて欲しいと思いました。

そのような思想を除いても、レインジャー相手に奮闘する民宿の泊り客が、そろいも揃って訳ありで、しかも異能の持ち主であることなど、都合が良すぎます。それからラストの「最後の客」の章は、詳細は言えませんが、しらけます。

本当は、星は1つもあげたくない小説です。ただし、一気に読ませる展開になっている点は認めます。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ファントムが最新鋭機だったというから、かなり古い作品である。
南アルプス山中に墜落した戦闘機の存在を隠蔽するため、目撃
者を皆殺しにしてしまおうという、かなり強引な設定の作品。
中国や北朝鮮みたいな社会主義国でも、そこまではしないだろう
という気がする。逆に言えば、これらの国ではする必要も無いの
だろうが。

このような設定が出てくるのは、常に国民の目を意識しなければ
ならない自衛隊の宿命なのだろう。
ところで、作者は自衛隊というか、軍隊が嫌いなのかな。
そんなふうに思える記述がみられた。

自衛隊は精鋭の空挺部隊を送り込む。対するは、年老いた老人
達と、村に一軒だけある民宿の管理人夫婦、そして民宿に泊まっ
ていた宿泊客。これでは勝負にならないと思ったのか、民宿の
宿泊客はいずれも一癖ありそうな人物で、何故かそれぞれ特殊
能力を持っている。

機体を回収し村人を抹殺しようとする自衛隊と、村人達の駆け
引きが始まる。ここがこの作品の最大の面白さである。荒唐無稽
ではあるが、ある意味ゲームみたいな感覚で楽しめる。

始まりは突然だったが、終わりも唐突に終わる。最後は登場人物
に対する作者の非情な仕打ちが待っている。
後味は悪い。
ゲーム小説として割り切って、エンターテイメントに徹したほうが
良かったのではないかな。
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