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ストーリーの説明のため、至る所に、森村さんの反軍思想、反自衛隊思想がちりばめられています。書かれたのが1976年なので仕方がないかもしれませんが、絶版にはなっていないところをみると、彼の思想は変わっていないのでしょうね。その主張の1つ「自衛隊は国民の合意を得ていない」とは全くの笑止ですが、このレベルの言説のオンパレードです。旧軍も自衛隊も、紛れもなく国民がその成員であり、それらをあしざまに言うことは、国民をののしることになる、とは思い至らないようです。「国防」について勉強した上で、ものを書いて欲しいと思いました。
そのような思想を除いても、レインジャー相手に奮闘する民宿の泊り客が、そろいも揃って訳ありで、しかも異能の持ち主であることなど、都合が良すぎます。それからラストの「最後の客」の章は、詳細は言えませんが、しらけます。
本当は、星は1つもあげたくない小説です。ただし、一気に読ませる展開になっている点は認めます。
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