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愛嬌のある顔に似合わない赤縁の大きな眼鏡をかけて、
盗難や詐欺、はたまた殺人の謎をさらりと解いてしまう。
戦後時代に書かれた少し古い作品ですが、
当時の漢字使いやお嬢様階級の描写が逆に新鮮です。
「上品」「日常ミステリー」「男性なのに女性を巧みに描写」
というと、もちろん北村薫を思わせますが、
小沼丹の作品を発掘して「謎のギャラリー 謎の部屋」(新潮文庫)に含めたのは
他ならぬ北村薫です。
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