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「三銃士」や「モンテ・クリスト伯」のような冒険活劇を期待して読まないほうがいいかと思います。
このお話は静かに進行していきますから。
最初の場面は残酷ですが、政治にかかわると理不尽なことで命を奪われることがあるものです。
そういうところは、私はリアリティがあると思いましたので気になりませんでした。
その後の、主人公が無実の罪で…という話の流れもお得意の展開ですが、今回の主人公はあまりにも無力で無垢です。少し物足りない気もしました。
新たな権力者であるオレンジ公は、冷酷で不気味です。
途中でだいたい話のスジがよめます(伏線とかも)。
終わりも少々すっきりしません。
権力者の気まぐれというものは罪深いですね…。
デュマの作品を初めて読む方は、この作品より先に「三銃士」か「モンテ・クリスト伯」を読むことをおすすめします。
そしてデュマのファンになったら、この本を手にとってみてください。
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