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黄金太閤―夢を演じた天下びと (中公新書)
 
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黄金太閤―夢を演じた天下びと (中公新書) [新書]

山室 恭子
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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知に歴史あり ~ 教養新書特集
岩波書店、講談社、中央公論新社の新書のうち、読み継がれてきたロングセラーをまとめてご紹介。

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

黄金の茶室で開かれる茶会、聚楽第の庭で金銀を下賜される何100人もの武将たち、領地を練り歩く〈御巡幸〉の絢爛たる大行列。徹底して黄金太閤であることを演じ続けた天下人・豊臣秀吉の政策は、派手好みの祭好きと今日の目にはうつるが、実は衆庶の心に王者の姿を植え付けるための需到な演出に他ならなかった。版図の急速な大膨張を可能にした、この大言壮語と黄金に彩られた政策が、海を越え、破局へとなだれこんでいくまでを描く。

登録情報

  • 新書: 188ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1992/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4121011058
  • ISBN-13: 978-4121011053
  • 発売日: 1992/11
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 531,161位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 秀吉好きにはお薦め, 2005/10/5
レビュー対象商品: 黄金太閤―夢を演じた天下びと (中公新書) (新書)
信長の葬儀以降、秀吉が宣伝を企んだ数々のイベント。
その宣伝効果に隠された意図を資料を元に解き明かす。
薀蓄じみた余分な講釈や勘に頼った強引な解釈はなく、
誰もが納得しながら読み進められる展開となっている。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 うーん・・・, 2011/8/22
レビュー対象商品: 黄金太閤―夢を演じた天下びと (中公新書) (新書)
前半の秀吉の宣伝戦略に関しては、信長の事をちょっと過小評価している以外はまあいいと思います。
後半は荒唐無稽です。
本書の中にはまとめといえる文章がないので私が代わりにまとめますと、

1、「朝鮮出兵は人気取りのためだった」
2、「だから結果はどうでもよく、日本軍が前進できなくなると小西行長に密命を与えてなんでもいいから和平を結ばせようとした」
3、「明の書状の内容は事前に知っており、宣伝のためにわざと断ってみせた」
4、「引き続き人気を稼ぐために慶長の役を実行した」

ということらしいです。
もう10年以上前の本なので仕方ないとは思いますが、一応書いておくと、朝鮮出兵が一般に言われているよりもずっと成功の見込みがある戦いだったことは、すでに明らかになっています。

他にも、これは歴史学者の悪い癖なのですが、著書の中で自説を無理矢理正当化する、ということをやっておられます。
『天皇は武力によって君臨しているわけではないから、(信長の)武力による脅しは無意味』・・・
天皇が何の正当性をもって君臨しているかという事と、天皇に武力による脅しが通じるかという事に、いったい何の関係が?
天皇だって人の子です。刀をつきつけて「譲位しろ」と脅せば、「はい」と言ってしまうことだってあるでしょう。

他には「醍醐の花見は朝廷の女房衆の息抜きのためである、そのために見張りの兵士をつける」という秀吉の発言記録があるから、これは秀吉の不人気の理由にはならない、というのも、疑おうと思えば疑えます。
秀吉ならそのくらいの名分を考えるくらい朝飯前ですし、日本の最高権力者が同席する花見がはたして息抜きになるでしょうか?
しかもそれは秀次切腹事件を起こした後の、悪名高い晩年の秀吉です。
息抜きどころか余計ストレスがたまるのでは?
まあこれは私の推測にすぎませんけどね。
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5 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 日本人向けではない?, 2011/2/2
By 
ネコまっしぐら - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 黄金太閤―夢を演じた天下びと (中公新書) (新書)
通説として広く知られている内容を、丹念に史料を検討した上で独自の切り口に着目して解釈しています。文章も解釈も非常に面白く、また納得できるものであり、歴史ファンとして非常に興味深い内容であることは間違いないとおもいます。しかし、秀吉の朝鮮出兵に話が及ぶと、文中で日本人を「倭人」と表現し、「蛮族」と切り捨てていて、描写視点があちらの国寄りです(一般的な方なら、「当時の日本人」というような表現が穏当だとおもいましたので)。内容的には★5つですが、個人的に読んでいて不快感を覚えましたので減算しました。侮日表現を気にされない方なら、非常に面白い内容だとおもいます。
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