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黄金のローマ―法王庁殺人事件 (朝日文芸文庫)
 
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黄金のローマ―法王庁殺人事件 (朝日文芸文庫) [文庫]

塩野 七生
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 630 通常配送無料 詳細
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黄金のローマ―法王庁殺人事件 (朝日文芸文庫) + 銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件 (朝日文芸文庫)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

永遠の都ローマ。古代からの時間と空間が濃密に積み重なり、農穣な想像力の世界へと誘う。その一方で、覇を競う列国の陰謀が交錯する都市でもあった。ルネサンス最後の法王パウロ三世と教会軍総司令官の息子、孫の枢機卿、そして遊女オリンピアの秘密とは…華麗なルネサンス歴史絵巻第三部。

登録情報

  • 文庫: 279ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (1994/12)
  • ISBN-10: 4022640553
  • ISBN-13: 978-4022640550
  • 発売日: 1994/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 難しい歴史書を手に取る前に。, 2004/5/17
レビュー対象商品: 黄金のローマ―法王庁殺人事件 (朝日文芸文庫) (文庫)
都市シリーズ三部作の、三作目。
高級娼婦オリンピアの過去が明らかになる。

このシリーズは、ヴェネツィア共和国の名家の出身マルコ・ダンドロと、オリンピアの関わりを中心に、マルコの目で見た、実際に体験したことを、最近あったことのように、生き生きと描いている。
マルコの、見事な観察眼は筆者の目でもあるからだろう。

古代という大きな遺産を抱えたローマで、マルコの目は私たちの目にもなる。
ミケランジェロとの遭遇、老人とともに歩く遺跡群、政治から離れた彼は、実にのびのびと、趣味の世界に浸る。
面倒くさい歴史書、色話に陥りがちな興味本位の歴史本に比べれば、誰が読んでも、すんなりとルネサンス世界に入っていけるだろう。

しかし、彼の方も周囲も、共和国の政治から彼を放っておくわけはなかったが・・・。

衝撃を抱えてローマを去るマルコ。次回作を期待する。

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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 三冊とも読んでください, 2002/7/3
レビュー対象商品: 黄金のローマ―法王庁殺人事件 (朝日文芸文庫) (文庫)
この本は、緋色のヴェニツィア、銀色のフィレンツェとの三部作の最後の作品です。
これら三冊の本は、ミステリーと愛情物語を織り交ぜながら、歴史の舞台を面白く説明している。主人公は架空の人物だが、それと交錯する人々は史上の大人物で、その想像と史実とが綾なす世界が、塩野さんのテクニックの高さによって、とても面白く描かれている。

彼女の作品は、ともすれば教科書か歴史書のように難しいものもあるけれど、これらは実に読みやすく、この時代背景への興味を開くものとしては、有益である。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 スリルはないが、じっくり味読できるルネサンス時代のお話, 2012/1/19
レビュー対象商品: 黄金のローマ―法王庁殺人事件 (朝日文芸文庫) (文庫)
 副題は「法王庁殺人事件」だが、法王庁の要人が暗殺
されるわけではないし、法王庁内で殺人事件が起きるの
でもない。「殺人事件」と言っても、犯人は誰かを捜し
求めるサスペンス物語ではない。
 女一人と男二人の三角関係にハッピーエンドは訪れない、
ということか。
 時代はミケランジェロがシスティーナ礼拝堂に「最後の
審判」の大壁画を描いている頃。当時のローマやヴェネツィ
アの様子、イタリアを取り巻く国々の状況などもよくわかる。
 この小説のストーリーには余計だと思えるほど歴史的背景
が詳しく書いてあり、「ローマ人の物語」などの文体よりも
読みやすくて勉強になる。
 主人公がローマの街を遠くまで散策する様子も細かく描か
れているので、ローマの観光案内にもなる。挿絵もなかなか
良い。冒頭にローマ市内の地図が載っているのでこれを見な
がら読むのも楽しい。マルクス・アウレリウスの騎馬像に
関する話は、ガイドブックにもここまで詳しい説明は載って
いない。小説に登場するミケランジェロの姿も目に浮かぶよ
うだ。
 あとで知ったのだが本書は第三部だそうで、私はこれを
最初に読んでしまったが、これだけ読んでも面白かった。
今、第一部を読んでいるが、主人公たちのプロフィールが
詳しく書かれている。先に第一部を読むべきであったかも
知れないが、この第三部だけを読んでも十分に楽しむことが
できた。
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