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黄色い涙
 
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黄色い涙 [単行本]

永島 慎二
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

2007年4月公開、嵐主演による映画「黄色い涙」の原作本が復刊。東京オリンピックの年、昭和39年。阿佐ヶ谷の古ぼけたアパートの三畳間に暮らす、漫画家・村井栄介。そこへ転がり込んできた仲間達との、奇妙な共同生活と、その終焉。「漫画残酷物語」中の最高傑作。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: マガジンハウス (2006/11/22)
  • ISBN-10: 4838717296
  • ISBN-13: 978-4838717293
  • 発売日: 2006/11/22
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 390,107位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
いつの時代にもいると思うのです、具体性がないのにけっこうマジメに夢を追う若者たちって。そんな若者たちへの愛情があふれている作品です。夢に真剣なのに計算力が低くて、それでいて情に厚くて、かといって保守的でなくやや反社会的な意識は持っている。こんな若者が多かったなあ、あのころ。そういえばあのころはみんな薄汚れた安下宿でろくなもの食べてなかったくせに、酒と本はケチらなかったような・・・。なお、この作品のテーマは、山本周五郎の虚空遍歴に驚くほど符合しているように思えます。
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
太い線。デフォルメされた特徴。奇麗にもかっこよくも描かれていないキャラクターたち。

現代の、コマにびっちり描き込まれている漫画よりも、40年も前のこの漫画のほうがリアルにみえました。

いつの時代にも働かない若者っていたんですね。当時もやっぱり問題になったのでしょうか?

普段はニートの特集などをみると「言い訳しないで働け!」と腹を立てるわたしなのですが、夢と現実のはざまで悩む主人公たちの姿をみていたら頑張れ頑張れと彼らの成功を祈りたい気持ちになりました。

この漫画をリアルタイムに読んでいた旧・若者たちは、共感やら懐かしさやら、忘れていた志やらを思い出して涙をながすかもしれません。

そして現役の若者たちは、自分の進むべき道に悩むこの漫画の若者たちの姿から、エールを受け取るかもしれません。

映画化されるそうですが、どんな映像になるのか楽しみです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
永島慎二さんの青春漫画の主人公は、夢を持った若者達です。
漫画家、詩人、画家、小説家。
同じ志を持った仲間が一人、また一人と増えてゆきます。
お互いを刺激して共に頑張ってゆこう、と思って共同生活を始めるのですが、問題となるのはお金のことばかりです。
夢を叶えるという生活は、貧しさと親戚のように近しい関係にあります。
それでも多くの読者は人生の一時期自分もこの仲間の中にいた、と思うでしょう。
ゴッホとゴーギャンが一時共同生活していたのは有名ですし、モンマルトルには洗濯船のような場所もあります。
仲間が必要なんでしょうね。
やがて、夢に近づいていかないことに気がつきます。
この本の最終話は響きました。
それは青春時代との別れであったのかもしれません。
永島慎二さんは、童話作家を目指されていたそうで、漫画表現に多分にその要素が含まれていると思います。
それがポエム、詩的な余韻を作品に与えています。
何度読み返しても同じ感情が沸き起こってくる素晴らしい作品です。
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