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ヘンリー・フォンダ、キャサリン・ヘップバーンの晩年の代表作であり、ふたりにアカデミー主演賞をもたらした名作。毎年、老夫婦が夏を過ごすニューイングランドの別荘に、彼らの娘一家が訪ねて来る。疎遠だった娘とは心が通じ合わない父だが、孫の存在によって親としての愛情を甦らせる。娘を演じるジェーン・フォンダが、私生活でもぎくしゃくしていた実父、ヘンリーのために本作を企画。その事実を知って観れば、現実と作品がシンクロし、ひじょうに感慨深いものがある。
複雑な思いを抱えつつ出演し、本作が遺作となったヘンリーは、その演技自体に葛藤が表れている。父娘のドラマを支える“受け”の役どころながら、凛とした姿を貫き、観る者に強いインパクトを与えるキャサリンもさすがだ。家族の確執から和解へと至るドラマは、その後に数多く作られた同種の映画と比べると、確かに展開がややまどろっこしく、物足りない部分があるのも事実。しかし、名優ふたりによる一世一代の演技と、タイトルにもなっている夕景を始めとしたニューイングランドの美しい田園風景を観るだけで、本作の価値は十分にある。(斉藤博昭)
複雑な思いを抱えつつ出演し、本作が遺作となったヘンリーは、その演技自体に葛藤が表れている。父娘のドラマを支える“受け”の役どころながら、凛とした姿を貫き、観る者に強いインパクトを与えるキャサリンもさすがだ。家族の確執から和解へと至るドラマは、その後に数多く作られた同種の映画と比べると、確かに展開がややまどろっこしく、物足りない部分があるのも事実。しかし、名優ふたりによる一世一代の演技と、タイトルにもなっている夕景を始めとしたニューイングランドの美しい田園風景を観るだけで、本作の価値は十分にある。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
H・フォンダとK・ヘプバーン共演によるドラマ。休暇中の父親の下に、疎遠だった娘が孫を連れてやって来る。“「ユニバーサル・ベスト・ヒット・コレクション \980」キャンペーン”。
内容(「Oricon」データベースより)
初夏のニューイングランドを舞台に、老夫婦と娘のひと夏のふれあいを描いたドラマ。ヘンリー・フォンダ、キャサリン・ヘプバーン、ジェーン・フォンダほか出演。