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黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
 
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黄昏の百合の骨 (講談社文庫) [文庫]

恩田 陸
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (46件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」
亡き祖母の奇妙な遺言に従い、「魔女の館」と噂される洋館に、理瀬は、やってきた………。


--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれてやってきた高校生の理瀬を迎えたのは、優雅に暮らす美貌の叔母二人。因縁に満ちた屋敷で何があったのか。「魔女の家」と呼ばれる由来を探るうち、周囲で毒殺や失踪など不吉な事件が起こる。将来への焦りを感じながら理瀬は―。

登録情報

  • 文庫: 416ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/4/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062756943
  • ISBN-13: 978-4062756945
  • 発売日: 2007/4/13
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (46件のカスタマーレビュー)
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
理瀬ふたたび 2005/12/16
形式:単行本
「麦の海に沈む果実」の主人公、水野理瀬のその後を描くミステリー。舞台は北海道の不思議な学園から長崎県の洋館へと移り、中学生だった水野理瀬も美しく賢い高校生に成長しています。
今は亡き、理瀬の祖母が彼女に残した古い洋館。地元の人間からは「魔女の館」と呼ばれるこの屋敷に隠された、ある秘密を巡って、理瀬とその血縁者達の様々な思惑がぶつかり合います。
裏世界への道を歩むことになる自分の宿命を受け入れつつも、普通の暮らしに憧れる少女の気持ちを完全には捨てきれていない、理瀬の心理描写がなんとも切なく、儚い。
前作以上にラノベワールドの住人となりつつある理瀬の物語ですが、私は今後の物語にも期待しています。

「麦の海に沈む果実」はもちろんのことですが、恩田陸の短編集「図書室の海」に収録されている「睡蓮」も事前に読んでおいた方が、本作をより楽しめるでしょう。本作のメインパーソンである理瀬、彼女の従兄弟である稔、亘、との幼少期の邂逅を描いたこの短編には、本作に繋がる重要な伏線が隠されています。
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38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sorin
形式:文庫
恩田陸の名作長編「麦の海に沈む果実」の続編。

前作は物語の中のような(まあ物語なんですが)学園の中での幻想的なミステリで、ファンタジー色も強かったが、今作はグッとミステリ色が濃くなり、随所に散りばめられた謎や伏線が、一癖も二癖もある色とりどりの人物によって紡がれる。

誰が味方か、誰が敵か、何を考えているのか、事件の真相は…?ラストのラストまで気を抜けない、静かなミステリ。聡明な主人公・水野理瀬にシンクロしながらも諸処のキャラの目線に立って読み進めてください。

前作からの継続キャラが少ない上、ストーリー上の内容もそれほど関連していないため、前作を見なくても十分楽しめるが、やはり目を通しておいた方が面白い。
恩田陸はスピンオフや予告編などは目にするが、このシリーズほど地続きなシリーズは珍しい。構想段階と言われる完結作「薔薇の中の蛇」にも期待!

「悪は全ての源なのだ―善など、しょせん悪の上澄みの一部に過ぎない。悪を引き立てる、ハンカチの縁の刺繍でしかないのだ。」 本文197ページより
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫
『麦の海に沈む果実』を読んだのは3年ほど前だったと思いますが、
続編の『黄昏の百合の骨』、楽しみに読ませていただきました。

率直な感想。サスペンスあり、ホラーあり、推理ありで、とてもおいしい話ですし、
キャラクターもそれぞれ個性があって良い、文章もとても綺麗で読みやすいです。
が、恩田さんの小説を読んでいつも思うことですが、もう少しプロットを練ってから
書き出した方が良いのではないでしょうか? ところどころに回収できていない伏線があります。
(一例:梨南子と梨耶子は結局似た者同士だったの? 
前半で雅雪が二人は実はとても似ていると言い、理瀬が雅雪の観察眼に感嘆する
シーンがありますが、後半の展開と梨南子自身の言葉がその観察を見事に裏切っています)

理瀬は聡明なダーク(?)ヒロインの設定ですが、上の観察眼の問題もあり、
彼女の聡明さがいまいち表現しきれていません。終盤でも朋子や梨南子の正体を悟れず、
稔と雅雪に間一髪で救われていますし、最終的に謎を解いたのも稔でした。
結果、稔の聡明さが際立っており、理瀬は常に冷静で人を惹きつける独特の雰囲気がある、
という程度に留まってしまっています。

これは明らかにプロットの問題です。『黄昏の百合の骨』に限ったことではなく、
恩田さんの作品は前半は作品の醸し出す雰囲気に引き込まれてとても面白いのですが、
後半でプロットの粗などのためにストーリーに齟齬が出てきてしまうことが度々あり、
読んでいてとても惜しいです。

ノスタルジックで独特の魅力ある文章、個性的な登場人物を書ける方ですから、
綿密なプロットでキャラクターの特性や設定を生かせるようになれば、
作家としてもっとずっとずーっと上を目指せる方だと思っています。
もう十分評価されている方ですし、わたしも高校生の頃からの大ファンなので、
苦言を呈するのは心苦しいですが、あえて今後に期待させていただきます。
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最近のカスタマーレビュー
恩田陸作品で最低レベル
最初の雰囲気は良いですが、それだけです。
全てが中途半端です。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: やまいぬ
前作が読みたくなりました
レビューを見ると、この前にもう1冊あるんですね。
私は「ヨハン」が結構好きなので、あの学園のダークな雰囲気をまとった... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 山城 花織 
ネタばれしてます
いつの頃からか恩田作品は読まなくなってましたが、このシリーズは理瀬が可愛いので買いつづけようと思います。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: しおゆい
平凡だから惹かれるんだよ
『三月は深き紅の淵を』→『麦の海に沈む果実』→『黄昏の百合の骨』と続く。
この世の中には、光があれば影がある。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: オーウィ
物語の世界にどっぷり
この方の作品は、読んでる側がラストで拍子抜けしてしまう事が多いのですが、この作品は最初から最後まで作者の魅力が詰まっています。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/6 投稿者: バブロン
続編なら続編と、分かるようにしてほしかったです
文章は綺麗で読みやすかったですが、
ストーリーに訳が分からないところがあったのには、閉口します。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/23 投稿者: 夙夜 健
いつもながら素晴らしい
... 続きを読む
投稿日: 2008/12/23 投稿者: bluestar
黒い理瀬がいい
「三月は深き紅の淵を」から始まった水野理瀬(を中心とした)シリーズの一作。時系列としては「麦の海に沈む果実」の続編にあたる作品です。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/3 投稿者: チャウチャウ
麦の海に続く続編としては・・・・・
「麦の海に沈む果実」の幻惑的な世界観に魅せられて、その続編として期待した本書でしたが、その香りは微塵もありませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/20 投稿者: 桜姫
続編。
読みきれないこともありませんが
ほかの作品を読んでからのほうが読み込めると思います。

登場人物たちの... 続きを読む
投稿日: 2007/12/1 投稿者: 彩織
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