被害の実態そのものにも驚き胸痛みましたが、十回から数十回の訪中・丹念な調査を行い、ここまで幅広く深くまとめて書籍にされた「山西省・明らかにする会」の皆さま、素晴らしいと思います。
何かの問題への、単純な共感と、せいぜい1回2回現地調査に行くことだけでも、「すごいねー」といわれるのが普通だと思いますし、世界各国のいろいろな問題に対して、各種のスタディツアー、研修といったものは、世にたくさんあります。
しかし、本気で取り組むのであれば、どこまでも深く徹底的にやらなければ、表面的な理解に終わってしまう。それは被害者を時にますます傷つけ、対象となっている事実への誤解を生むことかもしれない・・・。と、反省させられました。
「自分はフィールドワーク好きだ、社会派だ」と思っているジャーナリストや志あふれる方がた皆様に、この本を熟読していただきたいです。