「てっぺん」の作者コンビによる新作。
病室で死への恐怖に対抗するように、勝負に夢中だった青年時代を思い出していく安ちゃん(安斉)。吼るの会の仲間たち、惨敗しながらも好印象を与えた青年、かつての同級生・伊原と戦わせる窪田、思い切りのいいクワ(高桑)さん…。彼等ともう一度打ちたいという思いで、牌を握りしめる。
連載が始まった頃は、他誌での連載と混乱しないで欲しいと思っていた。しかし、今は伊原や安ちゃんの馴染みの料理屋の店主のような気遣いを、他誌ならではの手法で再現して欲しいと思っている。勉強やスポーツは優れていても運勢には恵まれないとされている若者「先生」(どちらかというとクワさんに近いが)と、彼を取り巻く人々で。主人公や悲惨すぎる過去を持ったキャラしか這い上がれないという従来の手法を打ち砕くためにも。