最も参考になったカスタマーレビュー
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5つ星のうち 5.0
今の日本ではあり得ないが、過去に確かに存在したカッコよさ, 2009/4/20
レビュー対象商品: 麻雀放浪記 [DVD] (DVD)
素晴らしい作品。 ただただ、そういわざるを得ません。 登場人物は、現代の日本においては、全人格を否定されてもおかしくない人ばかり。 女衒に博打打、登場人物は全てそう。 しかし、戦後の日本には確実に存在したであろう、この人々を、 真摯に描いたこの作品は、華美な演出もなく淡々と人間模様と博打(麻雀)を交互に見せることによって、 博打ですら人生の一部であるかのように、思い入れ深く描いています。 高品格さんの演技もですが、卓を囲む4人のなんともいえない雰囲気。 最初は積むことすらままならなかった哲が、最後の勝負では出目徳さえも欺いてしまう。 そしていまや語り草の「九連宝燈」。 最後の最後まで博打に生きた人々を描いた傑作。 決して誰にでも勧められる作品ではないが、見る人を選ぶ作品かもしれません。 それでも素晴らしい映画であることに変わりはない。
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5つ星のうち 5.0
名作より『傑作』, 2005/4/17
レビュー対象商品: 麻雀放浪記 [DVD] (DVD)
大傑作というより『中』傑作だと思う。 そしてそれは恐らく、この映画を大仰な作りにしたくはないという和田誠さんのコンセプトだったのではないか。 その粋が、随所にセンスを光らせている。 真田広之の舌足らずな喋り方や、大竹しのぶのかまととな演技に失笑を覚える向きはあるだろう。 だが居並ぶ俳優陣のいぶし銀の切れ味が脚本の良さに加味して冴える。 高品格や加賀丈史が良いのはもちろんだが、何と言っても女衒(ぜげん)役の加藤健一が秀逸だ。 鼻の形やきりりとした眉、抑えた芝居のかっこ良さ。 個人的には一番感服した。 そして、邦画ではもう体験しにくい鬼気迫る臨場感にも触れることが出来る。 (↓以下3行は具体的な描写になるかもしれないので、ご鑑賞前の方ご注意を) 小料理屋でのドサ健の無茶苦茶な啖呵、その際大竹しのぶが目に宿す一瞬の狂気。 或いは預かった『品物』に対する女衒の所作…。 自転車をこぐとき、軽く頭を上下させるドサ健の姿にも何故か安堵を覚えた。 この作品は大黒澤の娯楽主義をも連想させる、つまりは世界レベルに照らしても間違いなく『傑作!』の部類に入る、痛快博打活劇だと記しておきたい。
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5つ星のうち 5.0
映像特典がすばらしい。, 2004/9/20
レビュー対象商品: 麻雀放浪記 [DVD] (DVD)
本映画も大変すばらしい(他の人のレビューを参考のこと)のですが、 他の人に上手く語られてしまって、言うことがありません。 しかし、映像特典はすばらしいです。撮影日記では、監督・イラストレーターの和田誠さんの撮影日記を細かく紹介していますし、 撮影風景もスナップ的に取っています(その中には、故、阿佐田哲也氏もいます)。 また、当時のパンフレットの紹介もあり、その中の活字が読め、映画の雰囲気を盛りたてます。 DVD「麻雀放浪記」を見た後、映像特典も必ずごらんになることをおすすめします。
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