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麻雀放浪記(二) 風雲編 (角川文庫 緑 459-52)
 
 

麻雀放浪記(二) 風雲編 (角川文庫 緑 459-52) [文庫]

阿佐田 哲也
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 327ページ
  • 出版社: 角川書店 (1979/09)
  • ISBN-10: 4041459524
  • ISBN-13: 978-4041459522
  • 発売日: 1979/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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By TaroTaro トップ500レビュアー
戦後の混乱期を脱しつつ安定・成長へむかおうとする世の中で、坊や哲は、自分の決めたルールに従い、なんとかバクチ一本で生き抜こうとあがく。そんな彼が向かう先は大阪である。そこで彼は、東京のバクチ打ち達とは趣の異なる、一癖も二癖もある人物達を相手に、あらゆる知恵を絞り対決の場に挑む。

最後の勝負の場は「寺」であり迎え撃つのは僧侶達である。そこで繰り広げられるのは、“強きを助け弱きをくじく”という壮絶な闘いである。煩悩にまみれ、世俗的な人物として描かれる僧侶達の姿がいい。中でも住職である老師は、この作品に登場する人物の中で最も人間的かもしれない。

何度読んでも飽きることがない、日本が誇るエンターテイメント小説である。「青春編」に始まったこのシリーズは、この「風雲編」を経て「激闘編」「番外編」と続き、そして本当の番外編といえる「新麻雀放浪記」で完結する。この「風雲編」以降の作品には、戦後の混乱期を脱し、安定・成長へ向かう時代が到来、坊や哲達とは考えも生き方も異なる新しいタイプのギャンブラーが登場する。そんな彼らと、古い世代となってしまった坊や哲の闘いが描かれている。

作品の内容とは関係ないが、やはり、阿佐田哲也の作品のカバーは黒鉄ヒロシの絵が最も似合う。阿佐田哲也の作品の世界にピッタリの絵であるのと同時に、作品の主題を明確に表現している。
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
麻雀小説という範疇に収まらない痛快なエンターテイメント小説です。1970年前後に巻き起こった麻雀ブームの火付け役はまさしく『麻雀放浪記』の登場と共に起こりました。盛り場には雀荘があふれ、4人寄れば卓を囲む、というのが庶民の娯楽でした。『麻雀放浪記』は最初、双葉書店から新書で発行されました。牌の並びが活字の中に取り入れられたのも新鮮でしたし、三色爆弾やドラバクという積み込み技の図解も魅力に感じたものです。

風雲編はヒロポン中毒の坊や哲の登場からスタートします。戦後の混乱期に問題視されたヒロポン禍の描写も凄く真に迫ってくる描写でした。
博打列車にのってクソ丸やドテ子と一緒に大阪へ行く道中もアトサキの魅力に取りつかれます。道頓堀でのブウ麻雀での大阪弁のやりとりも巧みで、松島遊郭での湯タンポを集める商売や、長居の中央競輪場での地獄の鐘(ジャン)の描写もその時代を体験していないと書けないエピソードでしょう。エンターテイメント小説に熱い血が通っています。

本作に登場する主要人物が京都の大恩寺に皆集合しての大勝負は破天荒な展開を迎え仰天させられます。フィクションでしょうが、実話のような趣が濃厚に立ち込めている所に阿佐田哲也の筆力を感じます。ラストの展開はページをめくるのも、もどかしくなるぐらい興奮を呼び起こします。ピカレスクロマンと言われていますが、これほど博打場の空気感を切り取った小説はまずないですね。
麻雀を知らなくても面白いですし、実際ルールを知っていればなおのことその魅力に引き込まれます。最初の出版から40年経過しましたが、今読んでも夢中になれるという希有な作品でしょう。
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By
2巻では、大阪のブウ麻雀に苦しみ、ドテ子、クソ丸とともに雀荘を駆け巡る話になっている。
2巻からでも、十分に面白い。しかも牌の絵がかいてあり、このような手になっているのかと分かることができる。
この本に、書いてあるいかさまは読んでいる人に勧めているわけではなく、純粋に麻雀物として読むことができる。
いまから、麻雀を始める人にとってもいい本かもしれない。
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投稿日: 2003/10/7 投稿者: "カクエキ"
麻雀小説の最高峰
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投稿日: 2001/6/8
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