なかお白亜「麻酔科医ハナ」3巻。あまり知名度はないが、正直隠れた良作だと思う。
医者漫画の場合、どうしても雰囲気が固くなったり感動に偏ったりするのが常ですが
この漫画はその辺のバランス配分が上手い。
医者漫画としてのシリアスさを保ちつつ、軽快な調子のシーンもいくつかあったりして
普通の医療漫画との差別化を見事に図っている。その上で加速するドラマや人間関係、そしてハナの頑張りなど
ストーリー的な見所もいっぱいで、エンタメとしてのレベルはとても高いです。
親しみ易く、それでいて専門的。
一般的なこのジャンルの作品が苦手な人でもスラスラと読めるんではないだろうか。
何よりも絵がとてもポップだ。
主人公のハナはめちゃめちゃ可愛いし、リアルに偏らない絵柄はとても好み。
だからどんな人でも受け付けられる土壌がある感じ。ハナの他にも男性キャラも中々に魅力的で
それぞれの葛藤する描写も中々に深く、考えさせられる。
今は未だ誰もが道の途中ですが、
それぞれが付けるケリに関しても今からすごく期待していたり。とはいえやっぱりハナの成長っぷりが一番楽しい!
元気いっぱいで挫けても立ち上がる彼女の姿は読んでて非常に気持ちがいいものがある。
ポップな絵柄で、時に濃厚なドラマ。普段医療漫画を進んで読まない自分でもこれは相当にお気に入りです。オススメ。