著者は、臨床での感染症治療の専門家(現神戸大学教授・前亀田総合病院感染症科部長)。
一般には、なじみの薄い「日本の感染症事情(問題点)」について論じています。
題名から新型インフルエンザの解説書と思われる向きもありましょうが、内容は下記の様です。
CHAPTER1 感染症大国 七つの盲点 (二十年遅れのワクチン行政、など)
CHAPTER2 抗生剤と薬 四つの盲点 (耐性菌とのイタチごっこ、など)
CHAPTER3 不幸な共犯関係を終わらせよう (メディアと医療界との関係改善、など)
現在の感染症を取り巻く状況について、非常に考えさせられる内容でありました。
また、著者のストレートな主張とユーモアあふれる文章に感心いたしました。