前半は、神社などの祭祀に使われてきた麻が、実は環境浄化にとっても重要な役割を果たすかもしれないといった最新の科学的な研究結果の話から、化学繊維を普及したかった化学メーカーが画策した大麻の撲滅キャンペーンや法制化の話まで、意外に知られてこなかった麻にまつわる話が満載です。
中盤からは、麻の話よりも、イムベ(忌部)氏や古代文字、祝詞、メソポタミア文明、さらにはシリウスやマヤの暦まで、スピリチュアルな話が網羅されていて、どちらかというとニューエイジ系に近い内容になっています。
2011年12月に著者の中山さんは逮捕されましたが、逮捕されたからと言って、本に書かれた内容が間違っているということではないので、読んで損はないと思いますが、麻の性質や栽培方法などについてもっと詳細に知りたいという方には、「マリファナ・ブック」の方が役に立つと思います。