これは、BLというよりリアルなゲイの世界を
ハートフルに描いたお話です。
リアルゲイと言っても、ハードではなく
読み終わると、ほっこりさせられるお話。
夢見る世界のカッコイイ男同士…ではなく、現実にいるいる!
というようなゴリラ系オネェのみちる姉さん。
表紙に載っている2人は、カプではなく親子です。
捨てられていた子を育て上げ、自分がゲイだからという世間の錘を背負いつつ
立派に成長したと思ったら…。
みちる姉さんの親心が泣けます。
最後のみちる姉さんの昔の恋話が、一番好きです。
好きだという気持ち。
ただ、傍にいたい気持ち。
この純粋なピュアな気持ちって、誰にでもあったな…と
思わせてくれます。
悲しくて泣くのではなく、この”切なくて”泣けるって話は
後に響きますね。
強面だけど、世話やきで お人よしなみちる姉さんには
絶対に幸せになってもらいたいです!
他の1編は、ツンデレ受の元教師と元教え子のカプ。
元教師の自分勝手ぶりが、笑えます。
その元教え子が、モロ体育会系でガタイが良いのにいじらしく
子犬攻め?な感じ。
知らない間に、このデカい子犬(?)にほだされて行きます。
いいですねー。「好き」って気持ち。
そんな気持ちになれる1冊です。