収録されている7曲それぞれがまるで物語のようで、7話収録のオムニバス映画でも観ているような感覚をおぼえます。
特にタイトル・トラックの「鴨川」は秀逸。せつなさに胸を締め付けられます。映画化、ドラマ化されても不思議でない物語性を持っています。
音楽性は、ノリで勝負していた初期の作品よりもむしろ、歌詞をじっくり聴かせる点において、最新作「人生と言う名の列車」に近い、あるいはその源流と言えそうです。
静かで、深い感動をもたらしてくれる一枚。「人生〜」がオモテの代表作とすれば、本作はウラの代表作、と言って差し支えない内容です。
超オススメ盤。
自主制作でリリースしていた作品でしたが、メジャーとの再契約によりメジャーレーベルからの再リリースです。一人でも多くの人に聴いてもらえる機会ができたことが嬉しいです。