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鴉 (幻冬舎文庫)
 
 

鴉 (幻冬舎文庫) [文庫]

麻耶 雄嵩
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

弟・襾鈴の死の謎を追い、兄・珂允は地図にない異郷の村に潜入した。襲う鴉の大群。連続する殺人事件。メルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。97年、NO.1ミステリに輝く神話的最高傑作!

内容(「BOOK」データベースより)

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。

登録情報

  • 文庫: 558ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2000/10)
  • ISBN-10: 4344400364
  • ISBN-13: 978-4344400368
  • 発売日: 2000/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 超絶技巧の叙述トリック作品, 2009/5/21
By 
- レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 鴉 (幻冬舎文庫) (文庫)

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。

珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。



珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。


そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。


基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。

この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。




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14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ハレルヤ。, 2004/1/11
レビュー対象商品: 鴉 (幻冬舎文庫) (文庫)
舞台設定の雰囲気がいい。
地図にない異郷の村、どこかヒヤリとする感じ。
純日本風の村と住人。そこで起こる事件の数々。
そして銘探偵の登場(純日本風の舞台では特に異質。そこがまたいい)
しかし本書の凄いところは別にある。
それは酩酊を伴うカタストロフィ。
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 閉じられた世界, 2008/1/5
By 
志村真幸 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 鴉 (幻冬舎文庫) (文庫)
 単行本(1997年)→新書版(1999年)→文庫(2000年)。
 新書化、文庫化の速度が異常に早い。まあ、それだけの面白さがあるとは思うのだが、倫理的にはどうなのか。
 けっこう大掛かりなトリックが仕掛けられており、さすがに感心させられた。ただ、こういうトリックは他の作家にやって欲しかったというのが、率直な感想。というのも、文章に魅力がなく、ストーリーもつまらないからだ。この人の話で500頁以上も読まされるのは、苦痛でしかない。といって、この物語には膨大な頁数が必要なのも事実だし。
 アンチ・ミステリとしてもあまり評価しない。
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