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鳩子さんとラブコメ (富士見ファンタジア文庫)
 
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鳩子さんとラブコメ (富士見ファンタジア文庫) [文庫]

鈴木 大輔 , nauribon
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 609 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

平和島財閥の跡継ぎ候補・平和島隼人は、メイドの鳩子さんと同居中。彼女は隼人の教育係でもあるのだけど、そのレッスンには主人への敬意や愛情なんてカケラもなく、そのくせやたらと色っぽくて挑発的で――

内容(「BOOK」データベースより)

僕こと平和島隼人は、平和島財閥の跡継ぎ候補。いずれ財閥のトップに立つべく、メイドの鳩子さんから帝王学を学ぶ日々なんだけど―「坊ちゃま。ぶつぶつ独り言を呟かないでください。気持ち悪いです」「坊ちゃま。わたくしに押し倒されたくらいで動揺するようでは、跡継ぎ候補として失格です」「坊ちゃま。いくらわたくしが絶世の美女だからといって、いやらしい目で見ないでください。警察を呼びますよ」…うん、今日も鳩子さんは平常運転で容赦ないね。そろそろ新たな性癖に目覚めそうだよ僕は。―ド直球ラブコメ。

登録情報

  • 文庫: 276ページ
  • 出版社: 富士見書房 (2012/2/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4829137312
  • ISBN-13: 978-4829137314
  • 発売日: 2012/2/18
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 3,899位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 海斗
『ご愁傷さま二ノ宮くん』の作者だということで、アニメを見て心底うんざりしてしまったために正直な話この人の本を読む気は皆無だったんですが、設定というかヒロイン2人が面白そうだったので読んでみました。
結論としては面白かった。
やっぱりアニメを参考にしてラノベは選んじゃ駄目ですね。
アニメ化が決まったらアニメを見る前に一度読んでみる、そうしないとアニメが駄作だと原作まで駄作に思えてしまうんだなぁと改めて思いました。
とは言えアニメの印象が悪すぎて今さら『二ノ宮くん』を読もうという気にもなれないんですが。

主人公が母親の出戻り、というか祖父との和解がきっかけで大財閥の後継者候補に返り咲いてしまいましたよ、という設定としては結構ありきたりというか王道というか、そういうお話です。
プロローグ部分は規格外で毒舌風味なメイドさんとたじたじな主人公という体で始まって、よくも悪くも今時のよくあるシチュなので正直そこまで面白いとは思えませんでした。
特に主人公が状況に流されるだけのへたれに見えたのが痛かった。
2人目のヒロインも「元はセレブで今は貧乏生活の同級生。財産目当てを公言して、隼人に近づいてくる」と紹介にあったので期待してたんですが、一時期は本当にやばかったんだろうけど今はそれなりに持ち直して中程度より少し下くらいなのかなぁくらいの貧乏度、というかそもそも貧乏っぽいシーンは皆無でした。
話の流れ的に2巻では杏奈に焦点を当ててくるんでしょうしそういうシーンも出てくるのかもしれませんが。
まぁ貧乏はともかく、どちらかと言うと後半の財産目当てに大期待していたんです。
主人公に対する恋愛感情なんてこれっぽっちもなくて、欲しいのは本当に財産だけ。
それでも生来の気性が悪いことをできるようにできていないのでいつも失敗ばかりのヒロインなのかなぁとか思ってたんですが、蓋を開けてみたら普通に主人公が好きなだけで素直になれないツンデレでした。
そういうヒロインが主人公に好意を寄せるようになっていく過程が見たかったのに。
中盤にさしかかる前に気分は既にorz状態だったんですが、持ち上げてくれたのはまさかの主人公でした。
っていうかただの優柔不断主人公だと思ってたよスマン!
中盤以降の主人公の巻き上げには舌を巻きました。
ラストの爆弾(発言)投下とか読んでてかなりいい気分になれました。
一人称視点のお話なのでこの時の主人公の心境もかなり好感を持てましたし、正直このシーンだけでも買った価値はあったと思います。

ただまぁ、それだけにプロローグがちょっと余計というか、中盤以降の主人公との違和感が大きいというか。
表向きは鳩子さんに押されつつも中盤以降で判明する主人公の本質部分を伏線的にでも醸し出して欲しかったなと、それが残念でなりません。
いくら事態の急激な変動に困惑していたと言っても、ちょっとただのへたれになりすぎてたと。
主人公の過ごしてきた生活からすると、そういう逆境でこそ真価を発揮するはずなんじゃないのかなぁと思うんですけどねぇ。
そこが納得いかないのでマイナス1評価です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By moka51
此は一寸・・・・ジャケ買いしたかなと思わざるを得ません。メイド少女で。。。
著者は鈴木大輔氏。『ご愁傷様二宮くん』だったか?が代表作ですね。
鈴木氏の作品は何となくこれの他にも『藤宮十貴子は懐かない』等を読んでいますが、
内容としては可もなく不可もなく、か。
私の読んだ他の作品はヒロインが幼馴染みなのですよね。そしてこれも相手は幼馴染み。
更には大財閥の血族でいとこ同士、そして離婚した主人公の親と少女の親が再婚し、
義兄妹の関係となり、主人公が大財閥を成した老人の後継者に指名され、
その教育係兼メイドとして少女は主人公と同居する事になり、
それでも飽き足らず同級生となり生徒会長となり・・・もう笑うしかありませんね。
そしてそこには主人公とずっと一緒の学校で過してきた元お嬢様の幼馴染みがいると。
これで全てです。

後は主人公が帝王学?を学び成長しながら三角関係を繰り広げると。それだけ。
展開が大体鈴木氏の作品では似た様なものが多いのではないでしょうかね。
余り芸は感じられませんね。かといって批判するほど酷い訳でもないので、
こういうシチュエーションの好きな人ならばよいのでしょう。私は物足りなかったです。

まだ主人公が元天才肌だが挫折をし、少女が密かに再起を期待し、少年も応えるという
『藤宮十貴子〜』の方が話としては先が気になる部分があったのですが、
打ち切りになったのでしょうか?
他社で『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよね』のシリーズを展開してますし、
富士見ファンタジア文庫ではこれを展開して行くみたいだから。。。

幼女風教師も出してきたり、一度ウケの良かったパターンが
他作品でも模倣される傾向が最近のラノベには特に強く感じられます。
これは作者の問題と言うよりは出版社側の意識の問題かもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
購入してしまいました。ラノベを読むのは久しぶりです。絵の力は偉大ですね。

簡単にあらすじを説明しますと、超巨大財閥の跡取り候補に、出戻りながら
選ばれてしまった主人公、「平和島隼人」。
そんな彼を跡取りとしてふさわしい人材とするため「帝王学」を叩き込むべく、
彼とひとつ屋根の下、築40年の2DK、風呂なし、しかし耐震性は良好なアパートの一室で
教育者として暮らすことになった、クールで頭脳もプロポーションも抜群なハイスペックメイド「平和島鳩子」。

この2人を軸に、ハチャメチャかつスパルタかつ濃厚なセクシャル分をブレンドした
「帝王学」の教育シーン、そして隼人を取り巻く人間模様が、彼の視点から展開されていきます。

とりあえず、個人的な嗜好ではあるのですが、序盤は終始笑いっぱなしでした。
鳩子さんの「教育」の内容はあまりにも理不尽なのに、彼女自身が財閥の当主(隼人の祖父)より叩き込まれたという
独自の「帝王学」に基づいた理論武装でそれらを文句のつけようのないほど完璧に正当化してしまうため、
隼人自身も何とか理屈や屁理屈やツッコミやらをこねくり回して自分に有利な状況に持っていこうとするのですが…
持って行けたかな?と思った途端、鳩子さんはさらに斜め上を行く超理論で隼人を(そして読者をも)屈服させてしまう。
このあたりのセリフ運びや言葉選びが非常に秀逸で、かなりツボにはまりました。

中盤は隼人の通う学校をメインの舞台に移し、彼との政略結婚を画策し、没落した自分の家(財閥)を
再興すべく、隼人の将来の婚約者を自称(と言いつつも実際惚れている)する「鳳杏奈」が登場します。
学校では鳩子さんの教育の魔の手(?)から逃れられると安堵する隼人ではありましたが…しかしそれは死亡フラグだ!
といわんばかりに、鳩子さんは転校生として学校に詰めかけ、そこすら帝王学の教育の場としてしまうのでした。
無論、終始隼人にべったりな鳩子さんのことを、杏奈が快く思うはずもなく…このふたりの会話劇も
苛烈を極めます。それはもう、思わず「鳩子さん!格ゲの死体殴りはマナー違反ですよ!」とツッコミを入れてしまいたく
なるくらい…。

終盤は色々と怒濤のラブコメです。少しでも詳細に触れるとネタバレになってしまったり面白くなくなったりして
しまうので割愛いたします。といってもそれだけだとレビューに手抜き感が漂ってしまいかねないので、
ほんの少しだけ、バレの無い範囲で触れるとなると、個人的にではありますが、ここで主人公、隼人が
登場人物の中で一番好きなキャラクターになりました。

ラノベの主人公というのは日和見(ヤレヤレ)タイプだったり、それでも男か貴様と言わんばかりの鈍感だったりするのが
最近の流行(テンプレ)だと感じてはいたので、序盤にかなりのヘタレっぷりを露見していた隼人についても
「はいはいヘタレ主人公乙」と舐めてかかっていたのですが、予想をいい意味で大いに裏切られました。

こんなに気持ちいいほど自分の欲求に対して貪欲な主人公がいたとは。イラストの見た目は超草食系でショタっぽい外見なのに。
彼の友人(♂)との絡みで垣間見せていた片鱗や、鳩子さんとの会話劇の中で次第に成長していくさまが布石となって、
今までの(個人的な)ラノベ主人公のイメージををひっくり返すキャラクター像が、読んでいて非常に心地良い。
「何で隼人のキャラ紹介がカラーイラストで無いんだよ!」といちゃもんを付けたくなるくらい、彼に肩入れしてしまっています。
(イラストレーターのnauribonさんには罪はありませんが…)

とんでもなく持ち上げましたが、ひとつ難癖をつけるとすれば、序盤と終盤の隼人の言動に、やや矛盾があること。
序盤はヘタレの体で「誰か僕とこの立場を交換しようじゃないか」と言っているにも関わらず、
終盤では全く逆のニュアンスの発言をしています。それは劇中の鳩子さんの教育の成果や、それによる隼人自身の心境の変化で
あるとすれば自然な解釈にはなりますが、いかんせんその部分の描写が足りないような気がします。

まあ、そんな矛盾が割とどうでも良くなるくらい楽しめたので、☆5です。
あとがきを読む限り続編が発刊される可能性は濃厚(確定?)ではあるので、その際は是非買わせて頂きたい所存です。

とにかくスカッとする主人公が登場するラノベが読みたい!という方は、是非購入を検討されてはいかがでしょうか。
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