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鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
 
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鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) [文庫]

アガサ・クリスティー , 橋本 福夫
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中東の王国で起きた革命騒ぎのさなか、莫大な価値をもつ宝石が消え失せた。一方、ロンドン郊外の名門女子校、メドウバンクにも事件の影が忍び寄る。新任の体育教師が何者かに射殺されたのだ。ふたつの謎めいた事件の関連は?女子学生の懇願を受けて、ついに名探偵エルキュール・ポアロが事件解決に乗り出した。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスティー,アガサ
1890年、イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

橋本 福夫
1906年生、1930年同志社大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 471ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/7/15)
  • ISBN-10: 4151300287
  • ISBN-13: 978-4151300288
  • 発売日: 2004/7/15
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 98,737位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
イギリスでも上流階級の少女達ばかりが通う女子校メドウバンクでは、夏季学期を迎えていた。数週間後、あまり教師や生徒達から好かれていなかった新任の体育教師ミス・スプリンガーが室内競技場で射殺された。2ヶ月前には、革命の真っ只中にある中東の小国、ラマット国の国王が親友の乗用機操縦士と共に亡命を試みたが、不慮の死を遂げている。そして国王の従妹と操縦士の姪は夏季学期にメドウバンク校に入学していた。・・・
全く接点のないような2つの事件が、やがて重要な意味で関連付けられてくるのがわかるのは、何ともいえずぞくぞくさせられます。様々な人の思惑が入り乱れて事件が繰り広げられていく過程に、目が離せません。また、このクリスティ文庫版の表紙でもわかるように、このミステリーの舞台は女子校。たくさん個性的な人物が出て来て楽しめました。私のお気に入りは生徒のジュリア・アップジョン!好奇心旺盛で想像力が豊かで、頭もいい少女です。彼女の機転によってあの名探偵ポアロが登場したので嬉しく思いました。ラストはとても素敵な終わり方で、気に入っています。読んだ後にもう1度読み直してみると、新たな発見があってまた楽しめます。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gl510 トップ1000レビュアー
形式:文庫
「鳩のなかの猫」は、アガサがお得意の中東を題材にして書き上げた唯一の学園物ミステリであり、傑作といっていいだろう。

鳩とは、女だけの寄宿学校に閉じ込められ、かたまって暮らす女教師や女生徒たち。そんな鳩の群の中に、猫が混じり込んで大騒動が持ち上がるのだが、鳩たちの眼にはその猫が見えない。そんな鳩の群の中に潜んでいる猫を探し出すため、終盤、ポアロが女だけの寄宿学校に乗り込み、関係者を煙に巻く鮮やかな着眼点から、一気に猫の正体と事件の真相を解明してみせるこの作品の出来は、なかなかのものだ。アガサの分身とも思える校長に熱く語らせ、実践させているアガサの思い描く理想の教育者像も、なかなかに興味深い。

中東のラマット国での革命勃発当日、国王は、自分が生き延びられなかった場合に備えて、一族伝来の巨額の宝石を国外へ持ち出してくれるよう、英国出身の友人に託す。宝石を巡る争奪戦は、国王の従妹で、唯一の近親にあたる王女が入学することになった英国の有名な女子校、メドウバンク校に、思いがけない余波を及ぼすことになる…。

ちなみに、ラマット国の革命は、当時、アガサが夫とともに、毎年のように遺跡の発掘作業に赴いていたイラクで、この作品が出版される前年の1958年に実際に起きた「イラク革命」の様子を描いたものであり、メドウバンク校の描写には、アガサの娘ロザリンドが通っていた全寮制の女子予科校の職員、生徒、日課などが生かされているのだそうだ。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaizen #1殿堂
形式:文庫
最初はポアロものだとは気が付かなかった。

アガサクリスティの分身は誰だろうかと思いながら読み進んだ。
ジュリアだろうか。

女学校のあり方を問うような内容があるが、
最後は急展開で、うまくついていけなかった。
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