浅見は、新宿花園神社の境内で、桟俵を枕にして倒れている撲殺死体を発見する。被害者は人形メーカー「秀丸」の有名な人形師だった。その後、現場にあった桟俵が、鳥取県用瀬の雛流しで使われているものだと知った刑事が、鳥取で行方不明になる。
人形の顔が意匠登録されているとは知りませんでしたが、浅見ちゃんの捜査で鳥取の門跡尼院に伝わる秘蔵雛の顔のデザインが、人形師に盗まれ意匠登録されたことに因を発した殺人事件であることを突き止めますが、事件は顔を盗まれた人形の呪いと見せてのトリックが加えられ事件を複雑に見せています。
人形は殺しをしないが人形の怨念に取り付かれた人間が殺人事件を犯すことはあり得るという老人形師の言葉が現実の物になった事件でした。
怖いです・・・・ヨ。
今回はめずらしく葵の印籠(兄陽一郎)が使われなくて解決しました。