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鱗姫 (小学館文庫)
 
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鱗姫 (小学館文庫) [文庫]

嶽本 野ばら
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 げに恐ろしきは鱗の病―美貌の娘・楼子(たかこ)を初潮とともに襲った「鱗病」。その忌まわしき病を伝える龍鳥(たつお)家の秘密とは? 自慢の肌を冒す病の恐怖に脅える楼子は、やがて凄惨な治療法を発見するが…。澁澤龍彦に顕現した「魔道継承にこころざす異端の魂が絶えることはないのだ、と実証するかのよう」(本書解説より)と評された、平成の耽美派・嶽本野ばらの異色の美肌ホラー、待望の文庫版。

内容(「BOOK」データベースより)

奇跡的な美肌と美貌をもつ京都の名門龍烏家の長女・楼子は、最愛の兄・琳太郎とともに、揺籃の中で日々美しきものだけを愛する暮らしを送っていた。その楼子を奇病が襲う。やがて発病を待っていたかのように、楼子の憧れる美貌の叔母・黎子がやってくる。その叔母の口から、楼子は、病を伝える龍烏家の秘密を明かされるが…。美しきものと醜きものを苛烈に峻別してきた美意識が、己自身の身体を脅かす醜きものに恐怖する。耽美をモットーとする著者が、美の孤絶を高らかに宣言した異形のホラー。

登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 小学館 (2003/09)
  • ISBN-10: 409408018X
  • ISBN-13: 978-4094080186
  • 発売日: 2003/09
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
澁澤龍彦好きな私が、この1冊で見事に野ばらファンになりました。
美意識、世界観など、澁澤ワールドに通じるモノがあります。
ロリータなんて・・・と思ってる人でも、一読してみて下さい。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
美肌と美貌を持つ京都の名門家の長女・楼子を襲う遺伝的奇病。
楳図かずお的ストーリーに、野ばら氏独特の文体、その組み合わせは実に素晴らしく、上質の残酷童話に仕上がっている。

本作は、「ロリータファッションを着ている少女のアイデンティティー」をテーマにした作品ではなく、「乙女の思想的な部分」、美とは何か、愛とは何かを追求した作品であるように思える。
ゆえにロリータファッションに関する記述は少なく、もっと本質的な部分を軸にして話が展開される。
個人的には『デウスの棄て児』や本作のように、「記号としてのロリータファッション」のそのまた深層に迫った「乙女的思想」に重点を置く作品群にこそ野ばら氏の魅力が秘められているような気がしている。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ホラー小説? 2003/9/27
By eriko5
形式:単行本
奇妙な病気を抱えた少女、つきまとう男、グロテスクな人々。
キーワードだけ集めれば、そしてこれを書いたのが嶽本野ばらでなかったなら、
きっとこれは只のホラー小説になっていたのだと思います。
けれど主人公は、嶽本野ばら力全開の、正真正銘の乙女。
一見すればホラーな物事も、乙女である主人公にかかれば、ちっともホラーでは無いのです。

奇病にかかった乙女の話。よりも
乙女が奇病により恋愛成就を果たす話、という印象を持ちました。

1度読んだだけでは、その世界観に振り回されてしまう感覚になりますが、
2度目以降に読むと面白いです。

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刺激が・・・。
嶽本野ばらさんの独特な書き方で

読んでいてとても楽しかったし、

面白かった。... 続きを読む
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とにかく、独特の世界観。

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私がこの本を読み終えた時、涙が止まらなくなりました。
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投稿日: 2004/6/6 投稿者: "瑠麻"
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