他の本でも「ウニを自慢するような鮨屋にはなりたくない」と書いてありましたが、この本でも「ウニは箱にはいったものを、匙ですくって酢飯の上ににせればそれでお終い。職人としての仕事は何もしてません。ですからせめて盛りを多くしたい」ということを書かれていて、なるほどな、と思いました(p.4)。
後は1月から12月までの鮨ネタが、生唾ものの写真で紹介されています。
すきやばし次郎の小野二郎さんも同じような本を出していますし、そのお弟子さんの水谷さんも出してます。
そういえば、「新橋鶴八」の師匠である師岡幸夫さんも名著『神田鶴八鮨ばなし』を出しています。
名店のそれぞれの系譜ごとに味も、本も楽しめるというのは、まさに鮨が日本の偉大な文化だからだと思います。