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魯山人の料理王国
 
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魯山人の料理王国 [単行本]

北大路 魯山人
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

絵をかき、書をよくし、美食が高じて陶器を作り、星岡茶寮をひらいた魯山人唯一の料理エッセイ集を新装復刻。

登録情報

  • 単行本: 294ページ
  • 出版社: 文化出版局 (1980/2/25)
  • ISBN-10: 4579200772
  • ISBN-13: 978-4579200771
  • 発売日: 1980/2/25
  • 商品の寸法: 20 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
魯山人が色々な料理について、その食べ方、味わい、思い出等を語った本です。一つのテーマが、長いものでも3ページほどで区切りが付くし、また鮎、河豚、豆腐、鴨、茶漬けなど料理単位で区切られているため、目次を見て自分の好きな食材から適当に読んでいく、といった読み方が可能です。愉快なのは、巻末に掲載されている魯山人の洋行記録で、ヨーロッパ、アメリカ各地で食べた料理を批評していますが、やはりというか、まあコキおろしています。トゥールダルジャンでは、鴨に熱を入れすぎていて味が台無しになっているとして、ギャルソンに命じて料理途中の鴨を出させ、それを持参したわさび醤油で食したら大変うまかった、といったようなエピソードが載っています。料理好き、特に和食に目が無い方には楽しめるでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By femto
魯山人といえば某有名なグルメコミックを思い出す人もいるはすだ。魯山人を目標とし「美食倶楽部」を経営する父親と反目する息子が料理対決を繰り返すという「あの」有名コミックだ。

そのコミックにはフランスの伝統ある鴨料理店で、調理中の鴨を持ってこさせ、有名店のオリジナルソースではなく、わさび醤油で食べたという魯山人の奇抜な行動が引き合いに出されているが、この本によると事実らしい。その行動の背景を含めた詳細も一読の価値がある。

もちろん、グルメに関する本であり、ふぐ、うなぎ、あゆ、はも、ぐじ(甘鯛)など高級食材が満載である。しかし意外に豆腐、納豆、かぶなどの庶民的な食材も登場し面白い。また初版は昭和30年代に発行されているので食材の値段などが現代とは異なるが、グルメの対象となる食材というものが意外に変化しないということもわかり面白いと思う。「変わらない美味しさ」を知りたいなら、読む価値がある一冊。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぼんぼん VINE™ メンバー
魯山人先生唯一の料理エッセイ集(復刻版)
「料理する心」にはじまり
さまざまな食材の選び方や料理の仕方
香辛料と調味料について、などなど
お茶漬けに関しては30ページにもわたり
10章に分けてうんちくを語っておられます!!

これを読むと、
コンビニとスーパーマーケットが
今の日本の食文化をほんとに貧しくしてしまった
と思わずにはいられません!
まあ、便利さを選んできたのも自分たちではあるのだけれど。
やはりこれからは便利さよりも
もっと大切なもの
食の本来の役割についてちゃんと意識して
買い物したり食べたりしたいものです。

財産家の食客としていわばパトロン付きで
美食を追求してきた人だから
ちょっと自慢ぽいところもあったり
庶民にはそぐわないところもあったりしますがw
もちろんそれだけのスゴイ人だったわけでしょう。
あたくしもこの世知辛い世の中をあえぐ
庶民ではありますが
魯山人さんの食に対する心意気だけでも
しかと見習いたいと思いました。

「普通の家庭では、なにかの時だけ、儀式的なことに、無闇と飾りたてたりしながら、
平常はぞんざいにものごとを扱っている弊風があるのを、私はどうも面白く思わない。
美的生活をなそうとするには、特別な時だけでは駄目である。
いつでも、どんなものにも美を生み出す心掛けを忘れてはならない。

私の考えていることは、日常生活の美化である。
日々の家庭料理をいかに美しくしてゆくかということである。・・・」

これは「鍋料理の話」というところで
語られていることですが。
むやみとお金をかけなくても
日々の質素な生活でも
豊かに美しくするこころがある。

お料理だけに限らず
こんなふうなきもちで
日々暮らしていくのが
あたしの理想だわー!
と思いました。
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