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魚味礼讃 (中公文庫BIBLIO)
 
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魚味礼讃 (中公文庫BIBLIO) [文庫]

関谷 文吉
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

魚の生命は香りだ―。浅草の老舗「紀文寿司」四代目主人が、永年の経験によって限りなく豊かな海の幸の味覚の世界へと誘う。日々、魚に触れ、味わい、その「ささやき」に耳を傾けてきた著者の本物の味談義。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

関谷 文吉
1948年東京・浅草に生まれる。中央大学卒業後、明治36年(1903年)創業の浅草の老舗「紀文寿司」四代目を継いで現在に至る。経験に裏打ちされた本物の味談義には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 257ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (2002/12)
  • ISBN-10: 4122041406
  • ISBN-13: 978-4122041400
  • 発売日: 2002/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 569,956位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 霜林
形式:文庫
通常のグルメ本ではありません。
自他ともに認める魚好きの私には、いままでここまで共感しながら、また次回是非実感したいと願いながら、ページが少なくなるのを惜しんで読める本はなかったので、この本には本当に嬉しくなりました。
魚のそれぞれのもつ個性的な香りに言及し、自由な発想で表現されています。

私は魚の旬に合わせて何度となく繰り返し読んでいます。
鮨屋詣での愉しみが増えますよ。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By emir1969 VINE™ メンバー
形式:文庫
1987年から雑誌連載され人気だったエッセイが1990年に単行本化、1993年に文庫化され本書はその2002年改訂版、海産物の価格と漁獲高の変化は今後も必ず繰り返されるためいずれ再度改定されるでしょう、

食材としての魚類と味覚にたいする深い愛情と愛着に満ちた素晴らしい短文集、文筆初心者による技巧のない素直な文体がかえって食に関する深い教養を感じさせます、一芸を成した人が書く文章によく見られる自身の生業(なりわい)にたいする揺るぎない自信がもたらすまったく気負いのない文章はじつに読みやすく繰り返し読み返してしまう面白さがあります、

本書が以後の魚類に関する規準書といってもよく、今後もけっして品切れさせずに残すべき本として星五つの最高のものであると評価せざるをえません、

カラー写真付きのデラックス版があればなおさらロング・セラーとなるとおもいます、

本書で述べられた魚類「すべて」は一般の小売店ではデパートを含めてまず見られません、食するためには築地のようは大きな市場や漁港へ出向く、もしくは自ら釣る必要があり評者のような内陸に暮すものにとってはちょっとして旅情を感じさせる本でもあります、

最近の寿司の主流は「新鮮な刺身をできるかぎりの美味いご飯の上にのせたもの」です、寿司を腹いっぱい食したい客層に合わせて商売する限りこの傾向は今後もさらに加速するでしょう(大の大人がすしをいっぱい食べたいとおもうのはみっともないと私は思いますが)、筆者の寿司店へ行ってみればそんな主流とは異なるきちんと仕事をした寿司が普通の価格で食べられます、
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
香り、歯ざわり、味わいの表現に高尚な喩えが使われていて、若干鼻につくのですが、自身の感覚と経験から、この本に書かれていることは一読の価値があります。
喩えが理解できれば、きっと正確な表現なのでしょう。

私の感覚では、
赤貝の鉄の味、鳥貝は懐かしき押入れの奥の埃っぽい香りとしゃくしゃくとした歯ざわり、鮑の蜜香を感じたことは無いですがビワ貝を引いた香りはなんともいえない良いものでした、
鮪の血の香り、向こうのサビが透けて見えるほど薄く引かれた縞鯵は匂い立つと言った感じではなくコリコリと口の中を逃げながら脂の旨みがしたものです、
よく揉んで茹でた蛸は仄かな精液の匂いがするそうですが悪臭とは感じませんでした、栗の香りでも出始めでおっさんの濁った匂いは感じません。

ウニや、コハダ、白身、ホヤ、クサヤについては、自身で語ることが出来るほどの美味を食したことはありません。
旨いな/いまいちと区別する程度で、たいした批評も出来ません。
鰹や鯖はただひたすら旨かったと感じただけで、言葉にできな〜い。

ただ、この本を読んでから、酒を飲むときと同等以上に鮨の香りを意識するようになりました。
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