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最も参考になったカスタマーレビュー
43 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
是非ご一読を・・・,
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レビュー対象商品: 魔魚狩り―ブラックバスはなぜ殺されるのか (単行本)
日本の内水面漁業が抱える問題やブラックバス問題に関して「フライの雑誌」で18年間に渡って発表した記事20編と書き下ろしを含むその他数編をまとめた作品です。全編に渡って著者の「環境を維持すればバス問題も起こらないし、在来魚も減少しない」という考えが見てとれます。本の題名である「魔魚狩り」は地域開発によって自然が破壊され養殖放流に頼らざるを得なくなった内水面漁業の衰退の原因を全てオオクチバスのせいにして火あぶり(スケープゴートともとれる)にする事で現実から逃避している事を皮肉ってつけられています。 また河川整備事業や琵琶湖総合開発などを代表とする「都市開発」が根本的な原因であるにもかかわらず、環境省・漁業者・魚類学研究者・その他駆除派らはその現実を無視し真剣に討議し研究もしようとしない事に対して筆者の憤りも感じます。本書では在来種の減少に対して或る程度のオオクチバス影響を認めながらもオオクチバスの影響が占める割合は5%で主要因である95%を占めるのは環境破壊・水質汚染であると述べている。 筆者はオオクチバス擁護派であるが、駆除派・擁護派の両派ともに感情的な意見を展開する中で最も冷静で中立的な意見を展開している。実施が困難であるばかりか、根本的な解決にはならないとして完全駆除は否定しながらも、狭い水域や閉鎖水域の一部ではオオクチバスの影響は無いとはいえないので限定駆除という意見を推進している。また釣り人自らが管理する「バスポンド」作りを推進している。現実を直視した上での将来に対する建設的な意見は共感を覚えます。 ちなみにブラックバスについて書かれているのは後半部分のみで、今日のようにヒステリックにオオクチバス問題が叫ばれているかなり以前から様々な内水面事情を研究してきた筆者の言葉には重みがあります。(前半は鮎・イトウ・長良川河口堰問題・サクラマス・ワカサギ等の問題を扱っている) 本書を読んだ上で今日の内水面を取巻く現状を見ると、今まで国(環境省・農林水産省・国土交通省とそれを取巻く業界)が行って来た「開発」が本当に必要なものだったのか?利権が絡んでいるのではないのか?この先どうなるのだろう?と考えます。 TVが流す情報のみが真実でない事はこの本を読むとわかります。
是非ご一読をお願いします。
48 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
魚に興味が無いあなたに読んでほしい,
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レビュー対象商品: 魔魚狩り―ブラックバスはなぜ殺されるのか (単行本)
この本は釣りをしない方にこそ読んで欲しいと思います。この本の内容、水口氏の考えが全部正しいとは言いませんし、私もそうは思いません。でもこの本を読んで自分はどう思うのか?これからどうすればよいのか?を考えて欲しいと思います。私は、小さい頃から琵琶湖のほとりで育ってきました。20年前までは小川ではコアユが釣れ、フナやコイも泳いでました。雨が降れば水溜りにゲンゴロウをはじめ色んな虫達も集まってきてました。 私はバス釣りをします。でも蛍が飛び交う自然が帰ってくるならバスがいなくなってもよいとも思ってます。今、バスを駆除すれば汚い川がキレイになってコアユが戻ってくるのでしょうか?蛍も帰ってくるのでしょうか?この本を読んでみなさん考えて下さい。そして現場へ行って感じてください。そして行動してください。自分が現場で感じた事をまわりの人に伝えていくだけでも変わってくると思います。
37 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本の内水面が置かれている状況を知るためにも必読,
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レビュー対象商品: 魔魚狩り―ブラックバスはなぜ殺されるのか (単行本)
とにかく、バス駆除派だろうが擁護派だろうが、全然興味ない人だろうが、とにかく読んで欲しい。 この国の農林水産省、国土交通省、環境省が 一体なにをやってるのか、それにまつわる業界やらが 何をやっているのか、その一端が垣間見られる。 いろいろな考えがあると思うけど、この作者は つっても、文章的に硬いものになっていないので、
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