異世界に救世主として召喚され、創界山を支配していたドアクダーを見事打ち倒したワタル。彼の次なる活躍の舞台は、ドアクダーの弟ドワルダーに支配されてしまった星界山。創界山の時と同じく龍神丸やおなじみの仲間とともにワタルの冒険が再び始まります。
創界山ではスーパーマンより有名なワタルも星界山では全くの無名。しかし前作で培った経験値は健在。相棒の龍神丸も戦場に合わせていきなりパワーアップ。いきなり全ての技が解禁された状態で縦横無尽に暴れます。仲間のヒミコとシバラク先生も相変わらずの活躍と存在感です。
ただ、全体的にストーリーがギャグや勢い中心になった印象。前作における「悲恋、オーロラ伝説」などのシリアスさはあまり見られません(その埋め合わせか、後半に五話連続でシリアスな話が続いたりしますが)。次々と登場する新アイテムや新技もその設定や数の多さがややこしかったのか途中から姿を消したり、四天王があまり強くなく(むしろ各界のボスの方が強い?)戦闘がアッサリ決着するなど、ちょっと年齢層を低めに意識した作りになっているように思えます。前作の(特に中盤以降の)ギャグとシリアスと熱さが見事にマッチしたつくりや終盤の四天王との連戦から最終決戦に向かう怒涛の展開が大好きだった自分としては残念な方向への修正。
それでもワタル達の活躍をもう一度見られるのはファンとしては極上の喜びですけどね。個人的には超名作だった前作と比べると多少質は落ちてますが、それでも面白いです。ファンなら買い、ですかね。