魔法世界の謎の最後のピースが劇中にて遂に明かされ、さてそれを知ってそれでどうするかとそうしたネギの苦悩、これが今後のメインにとなりそうですね。フェイトを「悪の親玉」とそんな風に単純には呼べなくなり、でもそのやろうとしていることにはどうしても納得出来ない。解決不可能の問題の提示、厄介なことです……。
今巻ではのどかが八面六臂の大活躍、たくましくなりましたねえのどかも。戦闘でも活躍が出来るようになってしまうとは、これは明日菜もヒロインだからといってうかうかしてはいられないかも……。しかし夕映といいハルナといい、魔法世界で一番伸びたのはこの仲良し3人組ですね、考えてみると。
理想論を唱えるネギ、現実主義の龍宮の対立がなかなかに興味深かったです。これはそのまま、「許せないものは許せない」ネギと「考えうる中で最も効率よく実現可能な手段を取る」フェイトの対立と同じ構図。ルーナの正体を見破るのに最後まで手荒な手段を使わせず結局は何とかしてしまったネギ、これと同じことをさて魔法世界を救う際にも出来るかどうか−−?
明日菜が元気になりつつあり、夕映は記憶が戻りつつあり、ネギのマギア・エレベアの侵食も何とかしようとしていて最終決戦前のその最後の準備段階、といったところでしょうか。超鈴音の歴史改変に相対した時のような「拠って立つ揺るぎなき信念」を、ネギは今回もその手に出来るのか?次巻、楽しみにして待ちたいと思います。