私は「ここはグリーン・ウッド」の大ファンである。
今までは作品のファンであって、那州雪絵ファンではなかった。
(彼女の他の作品も一通り見ての判断)
だが「魔法使いの娘」を読んだ瞬間、那州雪絵の実力を思い知らされた。
1〜3巻まではじわじわと伏線を貼りつつ、一話完結。
一見すると、さらりと読める読感。ここまでで読むことをやめてしまったら
「あぁ面白いよね、あの漫画」とサラリと終わってしまうだろう。
が!4巻以降が凄い。
3巻までに引いた伏線が明らかになっていく。
ゾクゾク…と、背筋に何かが走る。
話のスジに見える霊的な話は表面上で、この得体のしれない内の怖さを描く力量。
那州雪絵は本当に良い漫画家だ。いや本当にすごい。
魔法使いの娘、最終巻。
これはもっと評価されても良いと思い星5つ。