本の構成は、「英文法の100のルール」を60のユニットと314の例文を使ってマスターするという流れ。
特徴としては、各ユニットを見開き2ページに収め、難解な文法説明は最低限に留め、わかりやすさ、実際に使う場面を意識した英文をちりばめ、本当に読者の役に立つ文法書であろうとしているところ、と言えるだろう。
著者も記しているが、例文や確認のための問題にある英文には、この手の文法書にありがちな文法解説のためだけの不自然なものは皆無!
これは本当にスゴイ!例えば、The shop is open 24/7.という文があった。
24/7はtwenty-four sevenと読んで、「年中無休」という意味。この本を読んで初めて知ったのでよかった。
ネイティブスピーカーの協力を得て、英文すべてを厳選しているという、著者のこだわりが感じられる。
英文をぱらぱら見たり、CDで聞くだけでもためになりそうだ。
個人的には、英語を聞き取ったまま直解できるようになりたいと思っているので、本は全部読んだので、あとはCDを聞きながら、例文をリピートしようと思っている。
新書サイズだし、デザインもかわいいし、CD付で1000円という価格も好感が持てる。
ただ個人的に残念だと思ったのは、downtownの訳を「ダウンタウン」としていたこと。downtownを含む例文が複数あり、最初のものだけ、「中心街に」という訳が注に出ていたが、この訳がわかっている人は少ないのではと感じた。著者が英語ができるから、これが外来語レベルになっていると思っているのだと思うが、実際はそうではないだろう。すべて「繁華街」などと訳してくれたほうが、読者にとってはさらにためになるだろう。