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魔性 (双葉文庫)
 
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魔性 (双葉文庫) [文庫]

渡辺 容子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

主人公・鈴木珠世・29歳は、独身、元OL。引きこもりの彼女は、あるサッカーチームのサポーターになっている。ところが、試合当日、サポーター仲間の少女が何者かに殺された。どうやら犯人は彼女たちの近くにいるようだ……。犯人捜しを始めた珠世だったが、それが意外な展開に!? 実力派乱歩賞受賞作家が放つ長編ミステリー。

内容(「BOOK」データベースより)

鈴木珠世は29歳で、独身、元OL。引きこもりの彼女は、あるサッカーチームのサポーターになっている。ところが試合当日、サポーター仲間の少女が何者かに殺された。どうやら犯人は彼女たちの近くにいるようだ。犯人捜しを始めた珠世だったが、思いもよらぬ展開になっていく…。実力派乱歩賞作家が放つ長編ミステリー。

登録情報

  • 文庫: 576ページ
  • 出版社: 双葉社 (2010/6/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4575513563
  • ISBN-13: 978-4575513561
  • 発売日: 2010/6/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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奇妙奇天烈 2007/3/6
形式:単行本
著者の本は、他に読んだことがありません。この「魔性」という新作は人から勧められて読みました。推理小説としては特に優れたものとは言えません。しかし読んでよかったと思いました。主人公のものの考え方や移り変わる心理があまりに自分とは違い、それでいて「こうもありうるだろうな、人間は」という感慨を強く抱きました。500ページある本を何日か持ち歩いて電車の中などで読み続け、飲み屋のカウンターではバイト嬢に「何読んでるの」と聞かれました。あらすじを説明すると、「けっ」という顔をされるのですが、主人公が自宅の掃除を始め、ゴキブリの死骸を捨て、やっと床が見えてくるあたりをかいつまんで話すと「読んでみようかな」と言い出しました。女性(の全部ではなく一部)に、タナトスをうまくうっちゃる天賦の才があるのではないか、それが描写の細部に現われているのではないか、と感じます。そうでなければ、読者はこのストーリーとプロットだけで長編を読み通せるものではありません。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 海援隊 VINE™ メンバー
形式:単行本
デビュー以来、面白い作品を連発してきた渡辺容子だが、5年ぶりの新刊本とのことで、期待して読んだ。結論から言うと、ちょっとがっかり。引きこもり症になり、自堕落な生活を送っている29歳独身女性の主人公が、唯一の生き甲斐であるサッカーのサポーター活動を通じ、知り合った女子高生の友達が何者かに殺されてしまったので、その真犯人を見つけようとするストーリー。謎解きを主体にしているというよりは、その過程において主人公が自堕落な生活から抜け出て前向きに生きようとする心の変化、そして、一見幸せそうな人生を送っているように見える周りの善人たちも色々な裏の顔を持っており、誰もが表の顔と裏の顔の間の葛藤を多かれ少なかれ持ちながら苦労して生きていることなど、人間そのものを描写しようとしている。まあ、ソコソコには面白いのだが、どうも展開に強引なところがあったり、間延びしているところがあったりと、いつもの渡辺容子小説のメリハリと描写のキレが欠けている感じ。期待値が高過ぎたためにこのような感想を持っているのかもしれない。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
うーん 2008/3/21
By ほの
形式:単行本
いまいちというのが率直な感想です。渡辺容子さんの作品は何冊が読みましたが、彼女なら同じ題材でもっと面白い物ができたのでは?と思えるくらい。展開の以外さや、描写の緻密さなどに欠けます。引きこもりの元OLが殺人事件を解決する過程で人間の表と裏の顔を表現していくのですが、ストーリーの組み立ても登場人物の設定もどうも幼稚に感じます。惰性で読み切りましたが、これが初めて読む作品だったら他の作品には進まなかったと思います。面白い作品が多いだけに残念でした。
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